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皆様こんにちは。江戸川区議会議員のます秀行です。


今週の16日から17日に掛け、久しぶりに東京を離れ活動をして参りました。以下、報告致します。


16日は、スモークフリーキャラバン隊に同行し、香川県庁、岡山県庁において、受動喫煙防止条例の制定を求める要望書を提出してきました。


そもそもキャラバン隊に同行するきっかけになったのは、江戸川区議会で同じ会派を組む田中先輩議員からの呼びかけでした。

江戸川区では、平成24年の1月1日から歩行喫煙並びにポイ捨てに関する条例が施行されたところですが、残念ながら街中において、もう一段の環境改善が望まれる状態にあります。そんな中、他の自治体での取り組みを学ぶためにも同行させていただきました。



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写真は東京から来たスモークキャラバン隊と、地元香川県内で同趣旨の活動をするメンバーです。この後、浜田香川県知事に直接要望書を渡し、要望の趣旨とキャラバン隊の活動について説明させて頂きました。


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都道府県レベルでの受動喫煙防止条例は、神奈川県に続き兵庫県が制定しました。香川県では全国で是非とも3番目に導入して欲しいとの要望に対し、知事は非常に前向きな姿勢で話を聞いて下さったように思います。


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香川での活動の後、四国を離れ本州へ戻りそのまま岡山県庁を訪問、香川県に同様の訴えをさせて頂きました。知事は公務によりお会いできませんでしたが、足羽副知事が要望書をしっかりと受け取ってくださいました。


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私は今回、オブザーバーという形でキャラバン隊に同行をさせて頂きました。このキャラバンの活動が対象とする自治体は都道府県です。江戸川区という市区町村レベルで実際に同趣旨の条例制定に携わってきた私にとっては、今回の活動の趣旨はまさに理にかなったものであると感じています。

なぜなら、受動喫煙防止もポイ捨て禁止も市区町村単位よりも、より広域行政を管轄する都道府県レベルが適切だと常々考えていたからです。


区内の条例に関しても、例えば江戸川区を通過する総武線では、下記のような現象が実際に起こっています。


①小岩駅 ・・・江戸川区に在するため、江戸川区の条例により歩きたばこポイ捨ての禁止


②新小岩駅・・・葛飾区に在するため、葛飾区の条例による。駅前に灰皿が設置され喫煙可


③平井駅 ・・・江戸川区に在するため、江戸川区の条例下にあるものの地元住民の設置による

        灰皿と喫煙スペースが準備され、事実上喫煙可


④錦糸町駅・・・墨田区に在するため、墨田区の条例による。駅前に灰皿が設置され喫煙可


このように一本の路線であっても、利用する駅によって自治体が異なるため、喫煙に関する環境も異なっています。慣れた利用客であればよいですが、不慣れにも千葉から東京へ出て来られた方々には分かりにくい区分である事は間違いありません。


ここで申し上げたいのは灰皿設置の是非ではなく、このような条例が市区町村による単位では限界があり、より広域での取り組みこそが、利用者や都民の理解につながり、よりルールも徹底できるのではないかと言うものです。



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17日は広島市役所を訪問し、市が取り組んでいる公募提案型協働モデル事業について学んでき
ました。 地域で活動するNPO団体を育成するための事業ですが、導入から3年が経って様々な課題と成果が上がってきているようです。江戸川区でも将来的に公・民の協働スタイルが確立できる土台が作れれば、と難しい仕組みをとりあえず頭に詰め込んできました。


知事に要望を提出後、議会側にも提出させて頂きました。地方議会は二元代表制の制度を採用しているため、首長と議会と二つの機関へ訴えさせて頂いたほうがより効果的だと考えたからです。
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皆様こんばんは。江戸川区議会議員のます秀行です。


今週は衆議院の解散とあって政界は大変な騒ぎとなっていますが、そんな中、図書館運営をテーマとして設定し、先駆的な取り組みをされている北広島市と帯広市の図書館を視察してきましたので報告させて頂きます。


その前に江戸川区の現状ですが、H24年度から導入がすすめられてきた『読書科』に伴って、学校と地域の図書館との強い連携がのぞまれるようになってきました。

江戸川区読書改革プロジェクトはこちら

また、江戸川区は『読書科』の教育課程特例校として、文科省より指定を受けた唯一の自治体です。これは簡単に言えば、もっと子ども達に本を読んでもらおう』という取り組みなのですが、今回の視察では、この取り組みを実現するための具体的な手段を学んでまいりました。


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↑帯広市図書館


↓全国的にも珍しい小学校内にある北広島市図書館の分室(西部小学校内)


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建物の中に入ってみると、↓どう見ても図書館の作りになっています。それでも写真の左側はそのまま小学校の廊下と繋がる通路になっています
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北広島市や江戸川区に限らず、子どもたちの読書を応援する取り組みは全国的な動きになっています。ソフト部門のアイディアも大変重要な取り組みですが、図書館そのものを学校内に作ってしまうなど、ハード面からの取り組みも効果をあげているとの事ですのでこれも注目です。


ハード面での取り組みの最大の問題はコストですが、江戸川区では今後小中学校の老朽化に伴う建物の改築工事が順次行われていきます。この改修工事に伴って、『読書科』を応援できるような設備の充実をはかるのも手段のひとつです。


またソフト面のアイディアでは、特に学校図書センターへの取り組みが盛んな北広島市図書館で多くを視察してきました。

特に、地域の図書館が地域の学校と連携をはかる仕組みには目を見張るものがありました。

北広島市の取り組み 学校図書センターはこちら

こうした素晴らしい取り組みは、江戸川区にも取り入れられるよう議会活動を通じて提案していきたいと考えています。

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皆様こんにちは。江戸川区議会議員のます秀行です。

27日月曜日から29日水曜日に掛け、所属する総務委員会の行政視察に行って参りましたのでご報告いたします。

初日は釧路市にて、市が取り組む公共施設の老朽化対策を学び、二日目は根室市にて行政評価システムの運用状況を学んで参りました。


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その後、根室市役所からバスで30分ほど走った納沙布岬へと足を運んだのですが、今日はこの本土最東端の岬から見る北方領土について掘り下げてみます。

日本国の最東端は択捉島のラッキベツ岬ですが、ロシアによる不法占拠によって観光客は立ち寄れない。現実的に行ける最東端が納沙布と言う事になります。


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写真上は、根室市役所内の様子です。東京では考えられませんが、現地では北方領土の文字を見ずには生活できないほどです。


写真下は街中の自然な風景。領土問題は国家間の問題であって、自治体同士が解決できるものではありませんが、こうした領土返還へ向けた取り組みには日本人として自然と胸が熱くなります。

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霧が立ち込める中、納沙布岬に到着。霧の向こうには歯舞群島がうっすらと見えます。写真には写りませんね…


最も近い歯舞群島の貝殻島まではわずか3.7㎞。その中間点まではロシアの巡視船が巡回しているとの話でしたが、この岬に立つとその巡視船が見えます。


もちろん日本の海上保安庁も巡視活動を行っていました。とても頼もしい姿でした。

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 霧の先に見えるはずの群島も日本なのですが、日本人の私が行けるのはこの岬まで。おかしな話です。

 今回、北方領土返還要求の運動が進む現地を訪れて感じましたが、実効支配という占拠状態は強い立場を時間と共に確立してしまいます。


 ロシアによる不法占拠が始まった当初、旧島民は1万数千人もいたようですが、ここ最近では高齢化も進み現在では数千人にまで減ってしまったと聞きます。

 また、ここから数十年経つと、旧島民がいなくなってしまう恐れも十分にあるわけですが、このまま実効支配が続いた上、旧島民もいなくなってしまうと、更に立場は悪くなります。法律の概念にも時効があるように、この北方領土の問題も時間価値を考えるべきだと感じました。

 政治は現実を考える必要があります。私は近い将来の変換の実現性を考えればこそ、まずは二島返還論を支持したいと考えています。

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納沙布岬にある北方館にて、北方四島返還要求運動に署名。述べ8,400万人以上の方が署名されています。



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皆様こんにちは。江戸川区議会議員のます秀行です。


昨日、私が所属する行財政改革特別委員会の行政視察で、豊島区を訪問し、庁舎建て替えについて学ばせて頂きました。


築50年が経過する豊島区役所は、これまでに耐震補強工事等を行ってきたようですが、それでも設備の老朽化は進行し、また手狭な事もあり、本庁舎の近くに窓口業務を分散させるなど、効率的ではない状況にあるようです。

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そうした状況をみながら豊島区では庁舎の建て替えを決断したのですが、この事業の大きなポイントは『借金をせずに建設をする』というものでした。


実に400億円を超える事業との事ですので、借金をしないで建設するとなるとどのような財源マジックがあるのか、大変な興味を持ちました。

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担当者からご説明を頂きましたが、もっとも重要なポイントは下記2点です。


①建設地にもともとあった小学校と児童館の権利変換によって得る部分


②現在の庁舎の敷地に定期借地権を設定し、その地代を充当する


この手法によって、新たな借金(起債)をせずに事業が行えるというものでした。この手法は、地代がある程度の水準にあることや、既存の土地の借り手など、いくつかの条件が整ってはじめて成り立つものだという印象を持ちました。

豊島区にとって、とても上手に『庁舎の建て替え』という大きな問題を乗り切ったように思えますが、江戸川区も庁舎が築50年経過するため、まさに直面している問題です。全国的にも同じ問題を抱える自治体も多い中、豊島区の例はとてもよいケースとして参考になりました。


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ちなみに完成するとこんな感じになるそうです。区役所の機能は下の部分1F~9Fまでで、その上の細長い部分は分譲住宅との事です。

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皆様こんばんは。江戸川区議会議員のます秀行です。


今日は、近所の東葛西図書館で行われた『探究教室』イベントに参加してきましたので報告します。特に対象となる小学3~6年生の保護者の方必見です!!


前半は、イベントの概要について、後半は図書館を運営する指定管理者の工夫という切り口から考えてみます。


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写真は教室が開かれた東葛西図書館。外はとにかく暑かった・・・まさに夏真っ盛りです。


8月5日 東葛西図書館 14:00~16:00 「古の貿易商人」


                     『古(いにしえ)の貿易商人』

好きな食べ物はどこからくるの?図書館の本やスゴロクを使って貿易のしくみを知ろう!


というタイトルで行われた探究教室。夏休みの子ども達がたくさん集まりました。

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進行を務めるのは専門のスタッフが中心となりますが、図書館のスタッフもきめ細やかにサポートしていました。

進行はさすがプロの仕事です、子ども達も全く飽きる様子もなく、世界地図に見入ったり、一生懸命参考資料に目を通すなどとても真剣でした。

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参加している子どもと大人を混ぜたチームを編成し、いざ貿易ボードゲームへ!!私も小学生二人とゲームをしましたが完敗・・・一時間近くも真剣に取り組んだのですが。


という事であっという間の二時間でしたが、子どもたちもワクワクしながら貿易について学べた事だと思います。
楽しかった、勉強になった、などなど前向きな感想が多かったみたいですね。とにかく進行側に飽きさせないように学ばせる巧みな工夫が凝らされているためか完成度が高いイベントだという印象を受けました。


夏休み真っ盛り。このイベントもまだまだ続きますので、お近くの方は是非ご参加ください!!


8月12日・8月19日西葛西図書館


8月12日 『雲の不思議』  

8月19日 『古代文字を学んで漢字に強くなろう!』



どちらも、14:00~16:00 西葛西図書館3階視聴覚室 小学校3~6年生と保護者 

定員20名

まだ、空席が少し残っているようです。是非親子で参加してみて下さい!!





★★★★★以下、指定管理者制度という運営主体の違いからも考えてみました★★★★★


と、今日はとてもよいイベントに参加させて頂きました。イベントの中身は以上のような事なのですが、このイベントが開催されるまでの経緯についても考えてみたいと思います。

いつでもこうしたイベントが開かれていれば良いのですが、なかなかそうではないようです。ではなぜ今回開催されたのか?


本来、図書館は自治体が管理するケースが一般的です。しかし、最近では図書館に限らず、公営施設の運営にも民間の力を活用しようという流れが見られます。

江戸川区でも、各施設で「役所運営」から「民間運営」に変わりつつあります。実はあのタワーホール船堀も民間業者が運営しています。サービスいいですよね?


で、この制度を指定管理者制度と呼ぶのですが、民間の力を借りるという事は役所にはない要素を取り入れようというものです。役所になくて民間にある要素と言えば、“リスク”と“競争”です。

この要素を取り入れることによって、提供するサービスに関しても、コストを抑制しサービスを向上させようという力が働くわけです。

とても良い事ですが、これが全ての公共施設に馴染むかと言えばそうとは言い切れません。代表的なものが図書館だと言われる事も多いのですが、私も同様に考えていました。


なぜか?図書館運営のコストを抑制するためには、本を貸し出し量は低い方がいいですよね?人件費も付帯経費も少なくて済みます。

この構造がある限り、図書館に民間運営という指定管理者制度は馴染まないという考えに正当性を感じていましたが、今日のイベントのような企画力は役所型運営には難しいかも知れません。


運営者からは、限られた予算の中でのサービスの最大化を目指している、という趣旨の話も聞けました。確かに指定管理者と言えど、恒久的に運営をできるのではなく、一定の契約期間が満了すればまた他の業者と競争しなくてはなりません。認められれば再契約ができるわけですが、ここで競争の武器になるのが実績です。この実績を残そうという努力目標を持つという姿勢こそが民間の活力に違いありません。


こうしたイベントを企画しようという発想を持てる指定管理者制度、図書館には馴染まないという総論だけでは語れないかも知れません。


現場を視察して感じることというのはとても大きな事ですね、机上の理論だけでは語れません。今後も現場主義を徹底して参ります!!


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翌日は深江先輩の知人で、地元老舗企業の会長さんに案内をしていただき、また陸前高田市の市議会議員にお話を聞く事ができました。




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写真は小学校と体育館。


3階まで全て津波を被ったという事でしたが、生徒は裏山を登って避難したため、一人も被災しなかったと言う事です。海岸から1km弱だったでしょうか。


陸前高田市の被災状況の特徴は、海岸部付近で生活されていた方は、津波を警戒して避難したために最小限の被害であったそうですが、海岸から離れた山側で生活されていた方は、「ここまで来ないだろう」と思っていたがために多くの被害を出してしまったとの事です。

リアス式海岸の特徴なのですね、両側の山に行く手を遮られた波は、少しでも低い土地を見つけると一気にそこに流れ込んでしまうのですね。



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写真は海岸付近の3階建ての小学校


遠くから撮った写真でも三階まで、津波が突き抜けていった様子が分かります。言葉になりません。



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写真は一本だけ残った松


美しい松林の風景で有名な地区ですが、ほとんどの松は流されてしまった中で一本だけ残った松。

地域の方も何とか残そうと保護していますが、葉が枯れかけていました。塩の影響だという事ですが何とか残って欲しいものです。




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写真は海に浮かぶ屋根


震災から3ヶ月経った今もまだ海上に浮かぶ家屋。



老舗企業の会長からは、復興のアイディアとしてとても興味深い話をたくさん聞けました。

ただ一貫して会長が仰っていたのは、被災者と被災していない人間の温度差というものでした。やはり震災直後は各方面からお見舞いや励ましをたくさんいただいたが、徐々にそれが風化していく。


阪神大震災でもそうでしたが、私も自分も身内も被災していなかったために、やはり時間と共に忘れつつありました。

ある意味では、『忘れる』という能力も人間として素晴らしいものだと思いますが、このような震災の記憶はどこかに記録しておきたいものです。

特に政府行政は、必ずこれを教訓としまたやってくるであろう被害に対して限りなくリスクを低減していく事に努めなければなりませんね。


会長のお話では、今後の復興のポイントは

①地盤沈下によって、海岸が200m前後内陸まで入ってきてしまった。(土地の保障問題)

②今後、もう一度住んでもよい場所かどうかの判断。

③グリーンニューディール政策


でした。


陸前高田市は人口23,000人のうち1,600人の方が亡くなり、未だ行方不明の方が700人いらっしゃるそうです。人口の一割に相当します。

チリ津波では5mの津波が押し寄せたそうですが、今回はその5倍以上、これを想定できていたとしてもそれを防ぐ防波堤などは現実的ではないので、津波の直接被害を最小限に食い止める防波堤と、生活するには危険な地区である事を政府行政が認識した上で責任を持った判断をしなければならないでしょう。

つまり、ここに住んではいけません。という地域があってもよいと思います。やはり今回の震災をしっかりと受け止めて、次に震災があって同じような被害を出してしまっては、生命と財産を守る政治が存在しないのと同じ事になりますので、復興にも思い切った政治判断が必要だと感じました。

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6月22日仙台市内に入りました。

今回は会派の先輩二人と共に2泊3日での視察です。


3月下旬の福島への炊き出しに続いて2回目の訪問になりますが、今回は沿岸部を中心に北上し、震災当時の行政の対応や、復興の状況などの視察が目的となりました。


仙台地区は、みんなの党宮城県支部長の菊地文博さんに地元の仙台市内と沿岸部を案内して頂きました。




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写真は荒浜地区。

一見すると広大な更地を撮影したのかと錯覚されるかも知れませんが、この地区は全てが津波に飲み込まれてしまったとの事で、この写真も震災前は住宅が立ち並ぶ地区だったようです。



菊地支部長からたくさんのお話を聞かせていただきましたが、行政の危機管理に関して、とても興味深かったものがありました。

江戸川区内でも3月11日の震災直後は、防災無線で避難を呼びかけていました。とても聞き取りづらいとの声は多かったという課題は残りますが、上記地区では地震発生時に電源が落ちてしまい、防災無線は津波の危険性を伝える事すら出来なかったとの事です。

これでは意味がありません。

津波の大きさは想定外であったとしても、電源が落ちる可能性は予測できた範囲でしょう。緊急時のバックアップ電源は行政として必ず確保する必要があると感じました。



菊地支部長によると、宮城県の当面の課題は


①瓦礫の処理(1,600万t~2,000万t 震災前の30年分に相当)

②田畑の土壌改良(作付面積の約10%が耕作不能状態)

③下水処理(処理場そのものが被災していたり、沿岸部に多いため地盤沈下による水の逆流などにより震災前の20~30%の処理能力)


でした。政治判断も完璧とは言えず、また岩手県と宮城県では復興に対しての行政対応スピードには違いがあるとの事でした。広域行政を真剣に考えるにはとてもいい機会です。



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写真は津波に耐え抜いた倉


余談になりますが、被災地を車で走っていると、木造家屋、鉄骨施設等はことごとく損壊していましたが、しっかりと立ち尽くす倉は目立ちました。

日本人としての誇りを感じ、一方で利便性と経済性を優先させてきた現代人の一人として、先人から大切なものを教わった気にもなりました・・・



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写真は若林区にある浪分神社(また余談です)


たまたま通りかかった神社ですが、案内して頂いた菊地支部長から、神社にまつわる話を聞かせて頂きました。

調べてみると、神社の名前は慶長の三陸津波(1611年)の際、ここまで津波が押し寄せて波を二分した事に由来しているそうです。

「津波はここまで来るんだぞ!」という先人からのメッセージだったのでしょうか。




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仙台市内から気仙沼を目指し東北道を北上します。



気仙沼到着。


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まず気仙沼市役所を訪問します。江戸川区から応援に駆けつけている職員を励ます事が目的でした。市役所には関西や中部地区からも多くの職員が応援に駆けつけていました。

市役所の建物自体は少し高台にあり被災を免れた事は何よりでした。


報道の通り、仮設住宅は徐々に完成し始めていて入居が始まっているとの事です。



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写真は気仙沼市内の沿岸部。


初めての訪問でしたが、テレビで見ているよりも被害を大きく感じました。建物自体の被害は報道でよく目にしますが、街全体を見渡してみて実際に体で感じることは現地へ行ってみなければ分からないものですね。


瓦礫も数箇所に集約して集められ、金属類と木材類などに分別されて積み上げられている状況です。


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写真は港近くの状況、あちらこちらに巨大な水たまりが


現地に立ってみると、腐敗臭がきつかったです。現地の人の話では、引かなくなった水が、泥や瓦礫と一緒になって腐り始めているからだと言うことですが、今後の衛生環境の改善は急がれるべきですね。


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