インド訪問記【2015年10月】 | 江戸川区議会議員 桝秀行のブログ

皆様こんにちは。江戸川区議会議員のます秀行です。


今日はインド訪問について報告します。訪印の目的は、インド国内の有力者に対し、自身が代表を務めるLIT(㈳リトルインド東京http://www.tokyo-littleindia.org/index.html )の活動に理解と協力を得る為です。


今回お会いさせて頂いたのは、現職国会議員のMurli Manohar Joshi氏です。Joshi氏はインドの与党BJP(Bharatiya Janata Party )の有力者であり、91年、93年には党の代表も務められた方です。政治思想はいわば保守系です。

 


Joshi氏は私たちの活動に対して深く理解を示して頂き、推薦コメントも頂く事ができました。しかしさすがは保守系議員とも言うべきでしょうか。私たちが企画をしてきたクリケット競技に関しては疑問をお感じのようで、植民地時代に入ってきたスポーツである事からカバティや柔道・空手のようなスポーツを日印のメンバーで共有してみてはどうかとの事でした。にこやかな会話の中とは言え、鋭い訓示として受け止めました。


さて、空いた時間にインドを学ぶため、観光の定番コースにも足を運んできましたので簡単に記します。


まずはガンジス川。訪れたガート(階段状の沐浴スポット)はベナラスVaranasiという地域。ヒンドゥと仏教の聖地でありまさに生と死の堺にある街だと肌で感じました。

終末期をこの土地で過ごすためにやってくる方や、川のそばでその時を待つ方もいるそうです。またこの街は古くから政治家や文化芸能人も多く輩出し、その驚くべきは世界最古の街という説がある事です。繁栄が途切れる事なく継続的に栄えているという点で世界最古だそうですが…7,000年の歴史とは。

 




 


朝焼けの美しさに言葉は要りませんね。

 


続いてタージマハル、ガンジス川のヒンドゥに続イスラムの代表的建築物です。ムガール帝国の歴史なくして語れないインド。タージマハル以外にも何か所かの遺跡を訪問しましたが、日本の歴史的建造物と決定的に違うのは『石造』か『木造』である事と言えます。タージマハルも大理石製、築後400年だそうですが、他の遺跡は築後1,000年以上も珍しくないとか。

世界中どこへ行っても古くからの宗教的建造物は国の宝物ですね。『とても綺麗』の印象です。


 

東南アジアでは街中で見かける働く子供たち。インドでもその背景には貧富の差や身分(カースト)など様々な問題があるのでしょうが、ごちゃごちゃと考えている私に話しかけてくる子供たちの目の輝きには胸が熱くなるものがありました。