なでしこジャパンが海外遠征中に国内でオミクロン株が流行してしまったために、公式戦が2週間延期で開催されました。
会場が市原臨海からフクアリに変更されてこれはラッキーでしたが、メインスタンドの開放は無くバクスタとゴール裏半分の開放になりました。
メインが開放されないのは残念でしたが、真冬ですので日差しの有るバクスタの方が寒くなくて良かったかもしれません。
しかしビジター側のコーナー付近は西日が酷くて、見辛かった場所も有りました。

バクスタ中央で観ていましたが、予想以上に大宮サポが多くて驚きました。


あの上辻さんがFWをやっていた事にはもっと驚きました。目の錯覚ではなく、本当に井上さんと上辻さんが横並びのツートップでした。
JEFLは今年も女子では珍しい3バックです。出産を終えた大滝選手の挨拶とかが有るのかと思いましたが、そう言うものは一切有りませんでした。
前半はやや千葉ペースで進み終了間際にビッグチャンスが有りましたが、蘇我の曽根さんのシュートはポストに当たって0-0で折り返します。

後半左サイドを駆け上がる仲田から上辻がポムっとパスを受けると、ミドルレンジから反転して振り抜いて物凄いループシュートを決めました。
上辻くんのFW登録はコレのためだったのか!?と思うような見事なゴラッソで大宮が先制します。

千葉も南野などを投入してまずは同点に追い付こうとする意図が感じられ、このままでは終わらない雰囲気も有りました。
バイタルエリアで大宮の村上さんのトラップが後ろに流れてジェフボールになると、最後は千葉のエースの鴨川(地名ではない)が決めて同点に追い付きました。

その後上辻が1点目よりも遠い位置からミドルシュートを撃ってゴールを割ったようにも見えましたが、何故かノーゴールの判定でした。
女子の普通のリーグ戦でVARなど有るわけが無く、ちょっと気の毒に思えました。

試合はこのまま1-1で終了して、ヒロインインタビューは千葉の鴨川さんでした。
その後ホームのJEFLの選手達がピッチを半周回って挨拶して、最後はジェフのサポさん達と記念撮影を撮って全日程が終了しました。


WEリーグは秋春制のためこれが年内最後の公式戦で、皇后杯や中断期間を経て3月に再開します。