MASTイチイ池袋店

三宅です。

 

「猫鳴り」(沼田まほかる著)

 

 

生命力にあふれた猫「モン」の一生と、

その周りを取り巻く人々を描いた作品です。

 

第1章の子猫の時代、

第2章の成猫の時代、

第3章の老猫の時代という

「モン」の一生を見つめながら、

 

その周りの人々が考える

生命と死について

自らも

考えることが出来る小説でした。

 

 

私は3章が特に好きでした。

 

 

モンの最後の飼い主になる主人公は、

自分も老人なので、

モンが衰弱していく様に重ねて

自らの死について考えます。

 

 

私は

(もしかしたら自分の40年後、

50年後もこんな風かなあ)

と思いを馳せつつ読みました。

 

 

 

猫を飼ったことは無いのですが、

とても面白かったです。

 

猫を飼ったことがある人にとっては

描写の臨場感も

増し増しだと思うので、

もっと面白いのではないでしょうか。

 

 

三宅でした。