前回の【ドライバー編】の記事に引き続き、今回は【アイアン編】です。

ドライバー編ではスマホアプリを使ってスイングを分析しましたが、スイングデータはEPSONのクラウドサーバー上に同じものが保存されているため、パソコンを使った分析も可能です。

せっかくなので、アイアン編はパソコン版を使って分析をしてみたいと思います。

M-Tracer View For Golf

M-Tracer View For Golf ログイン画面

システムにログインをすると、ダッシュボード画面が表示されます。

ダッシュボード

スイングタイプ以外のデータは平均値を表示しており、日・週・月毎にスイングの傾向が把握可能です。

例えば、月単位に見た時のクラブパスがインサイドインになっているのに、日単位で見るとアウトサイドインになっている場合は、その日の練習はスイングの調子を崩している可能性が高いでしょう。

スイングの分析は一度だけでなく、5から10球程度でよいので出来るだけ同じ条件でデータを取り続けたほうが良いと思います。

調子の波は、程度の差こそあれ誰にでも存在するものですから、悪い結果が出ていても原因がはっきりしているのであれば修正も容易だと思います。

ダメな原因をどう修正するのか?


スイング軌道診断機は他にもいくつか製品がありますが、このEPSON M-Tracerが優れている点は、単にデータの表示だけにとどまらず、データからスイングを診断して、その結果に基づいたレッスンが視聴できる事です。

まずはスイングリストの中から、修正したいショットのデータを選択して表示します。

スイングリスト


解析結果画面が表示されるので、右上のスイング診断を押します。

解析結果

総合診断画面が表示されて、スイングタイプやスイング傾向が表示されます。

総合診断

スイングタイプは5種類有って、以下の様に分類されます。

1.アームタイプ
 腕だけでクラブを動かす、いわゆる手打ちと呼ばれるスイング。
2.アッパーボディタイプ
 腕と上半身が主導で、下半身の連動がないスイング。
3.フルボディータイプ
 腕、上半身、下半身をうまく連動させたスイング。
4.アンダーボティータイプ
 下半身主導でシャフトの動きが遅れがちなスイング。
5.ニータイプ
 足、ひざ、腰、肩の体全体が同時に動いてしまうスイング。

スイング傾向は、スライスやストレートなど、スイングの結果による球筋と同じ意味ですから、説明の必要は無いでしょう。


さらに、解析結果画面からレッスンボタンを押すと、診断結果をもとにしたパーソナルレッスンが受けられる画面が表示されます。

レッスンINDEX


どうやら、私のスイング診断結果からは「テークバックの見直し」と「トップでの回転を減少させてリスクを減らそう」という2点がテーマのレッスンを受けると良いようです。

レッスンを見て、頑張って練習をしたいと思います。

ちなみにレッスン内容は、WEBですべて公開されており、どなたでも無料でご自由にご覧になれます。

M-Tracerでお悩み解決レッスン!


レッスンは、「脱スライス」や「ザックリ・トップを防ぐ」と言ったゴルフで良くあるお悩み別に分類されていますので、M-Tracerの診断結果が無くても、ある程度は活用ができると思います。

少し話がそれましたが、他にもこのパソコン版のM-Tracer View For Golfには沢山の機能があります。

詳しくは、M-Tracer View For Golf | 製品情報 のページを参考にして下さい。

GST-5Wとの比較


M-Tracerはシャフトの移動スピードと傾きから、ヘッドスピードを計算する事が可能です。

ヘッドスピードが計算可能で有れば、そこから飛距離を推測することも可能で、当然ながら分析画面上にも「推定飛距離」が表示されています。

そうなると気になるのは「GST-5WとM-Tracerではどちらの推定飛距離が正確か?」と言うことです。

調べた結果はこちらです。

 1W(ヘッドスピード | 飛距離)6I(ヘッドスピード | 飛距離)
M-Tracer36.8m/s | 223y29.0m/s | 125y
GST-5W39.2m/s | 198y34.7m/s | 148y

比較した結果は、ヘッドスピードはM-Tracerが数値が低く表示されて、推定飛距離はドライバーはM-Tracerが、アイアンはGST-5Wがより正確という事になりました。

※飛距離の正確さは、奥行きが200ヤード以上ある練習場に行ってレーザー距離計で実測した飛距離とそれぞれの機器の推定飛距離を比較しています。


家内も使ってみました


M-Tracertは、アプリのダウンロードとEPSON IDの登録が無料な為、製品を持っていなくてもアプリの使用が可能です。

計測するセンサーは、誰かのものを借りることが出来れば、何人でも利用が可能ですので、例えば家族全員のスマホにソフトをインストールして、センサーは交代で使用すれば家族全員でM-Tracerを共有することが可能です。

ですから周りにM-Tracerをお持ちの方がいて借りる事ができる場合や、M-Tracerを使ったレッスンを受ける際には、事前にスマホアプリのインストールとEPSON IDの登録を済ませておくと良いでしょう。

先日は、久しぶりに家内と一緒に練習場に出かけたので、M-Tracerを交代で使ってみることにしました。

家内の打つボールは右に飛び出すスライスボールが多いのですが、M-Tracerの分析ではインパクト前後のスイング軌道にはほぼ問題がなく、フェースがかなり開いている事が右に飛び出す原因とわかりました。

本人は分析結果を見ながら思うところがあるらしく、何球か試行錯誤でスイングをしているうちに、まっすぐ飛ぶようになって来たので、変に私があれこれ教えるよりも効果があるのだと思います。

「もっと横振りでフラットに振らないとボールは飛ばない」「グリップに比べてクラブヘッドが遅れているのでフェースが開いて右に飛び出す」

これらは家内に繰り返して私がアドバイスしていたことですが、このM-Tracerを使えばそれが何を指しているのかが一目瞭然なようです。

家内のようなゴルフ入門者には、専門用語を使って正しい体の動きを教えるよりも、画面のアニメーションで実際の自分の動きを確認しながら、感覚とのズレを修正する方が理解が早いのは当然といえば当然でしょう。

スイングでお悩みの方は、メーカーのレンタル制度などもありますので、是非一度体験される事をオススメいたします。

M-Tracer For Golf(MT500GP)レンタルサービス




EPSON(エプソン) スイング練習機 MT500G2 ゴルフ上達支援システム M-Trace.../EPSON(エプソン)

Amazon.co.jp

EPSON ゴルフ上達支援システム ゴルフスイングセンサー M-Tracer For Golf...

¥19,969
楽天