先日に申請をしていた、JGA/USGAハンデキャップインデックス証明書が発行されました。

結果は 23.4 でした。

ハンデキャップ証明書2017/07

私の場合は、月いちゴルファーのうえに冬のオフシーズンもあるので、ハンデキャップ算出の対象になるコースを5回ラウンドするのに、なんと8ヶ月もかかってしまいました。(苦笑)

コースレートやスロープレートが考慮されていないといわれる、GDOハンデは 21.9 ですので、GDOハンデもおおむね参考になるのかも知れません。

競技ゴルフに全く興味のない方やラウンド数の少ない方は、GDOハンデで十分だと思います。

GDOスコアからビッグデータを入手する


GDOハンデを調べるために、久しぶりにパソコン版のGDOスコアにログインをしたのですが、サイトがリニューアルされていて、非常に使いやすくなっていました。

特に秀逸だと思った点が、スコア分析の画面を使って、自身のデータと他のGDO会員の平均データと比較が出来ることです。

GDOスコア分析

データが平均化されていますが、この画面からはゴルフ上達に必要なビッグデータが誰にでも入手可能です。

興味深いデータですので、平均スコアやパット数などのデータをハンデキャップ別に表にしてまとめてみました。

対象HDCP平均スコア平均パット数パーオン率ボギーオン率
全会員平均101.035.616.5%53.9%
HDCP10未満81.932.642.9%86.4%
HDCP10台90.533.925.8%71.9%
HDCP20台99.535.415.1%55.2%
HDCP30台109.737.48.4%38.5%
HDCP40台120.040.05.5%26.6%
以上のデータから、ぎりぎりシングルプレイヤーのHDCP9.9という腕前は、HDCP10台と10未満のあいだの数値がそれにあたるので、計算して求めた上で今の私(HDCP22)のデータと比べてみます。

対象HDCP平均スコア平均パット数パーオン率ボギーオン率
今の私 97.336.519.8%50.2% (30.4%)
HDCP9.986.233.334.4%79.2% (44.8%)
不足-11.1-3.2-14.6%-29.0% (14.4%)
※ボギーオン率の括弧内は、純粋なボギーオン率(=ボギーオン率にはパーオン以下の数値が含まれているので、パーオン率を引いて除外した物)です。

私がこれから、シングルプレイヤーになる事を目標にしたとすると、スコアを11.1打縮める必要があって、そのうちパットの占める打数は3.2打ですから、ショットやアプローチで7.9打を改善する必要があります。

平均パット数はパターの練習で改善をするとして、ショットやアプローチでの7.9打はどこをどうやって改善すべきでしょうか?

その答えを出すヒントはパーオン率とボギーオン率で、それぞれ14.6%と29.0%が不足しています。

パーオン率とボギーオン率の関係は、パーオン率を向上させれば、同じだけボギーオン率が自然に上がりますから、それを加味すると純粋なボギーオン率は14.4%だけ向上させれば良いことになります。

これらを踏まえた上で、私がこれからどのような練習をすれば、シングルプレイヤーになれるかを考えてみたいと思います。

結果が出る練習内容を考える


パーオン率が不足する原因は、ずばりティーショットとセカンドショットの実力不足です。

私の場合は、現在の18ホールで19.8%の約3.6回というパーオン回数を、34.4%の約6.2回にまで増やすための練習が必要です。

パーオン率を増やすには、ティーショットとセカンドショットで多用するクラブの練習がさらに必要で、私の場合は、ドライバーと6番アイアンがそれにあたります。

この2本に関しては、今までに練習場でもう嫌になるくらい振ってきたはずなのですが、それでもまだまだ練習不足のようです。

パーオン率の次は、ボギーオン率を増やす練習内容を考えてみます。

この数値が低い原因は、ティーショットやセカンドショットのミスをカバーできていないから、ボギーオンができないと考えるのが自然ではないでしょうか?

ですから、100ヤード未満の精度やグリーン周りの処理に問題があるので、その部分の練習をすれば良いと考えてしまいます。

ところが、実際に今までの私のラウンドデータを分析してみると、OBを出したりハザードに入れてしまって、その時点でパーオンどころかボギーオンすら不可能になっていたり、ショットでチョロをして全然距離が稼げなかった場合など、ティーショットとセカンドショットのミスが原因でリカバーすら不能になっている事がほとんどでした。

つまり、私の場合はボギーオン率を上げるのも、ティーショットとセカンドショットの練習がさらに必要と言うことになります。

本当に結果が出るのかを検証する


今後の私が、パーオン率を上げるためにティーショットとセカンドショットの練習だけをし続けたとします。

その結果、現在の19.8%というパーオン率をHDCP10未満の平均パーオン率である42.9%にすることが出来れば、パーオン率が23.1%向上しますから、その結果、ボギーオン率は何もしなくても現在の50.2%から73.3%になります。

練習は、ティーショットとセカンドショットだけで、他の部分の腕前はHDCP22のままですから、改善される数値はパーオン率とボギーオン率だけです。

それでは、練習をした未来の私と、HDCP9.9の腕前の平均データとの比較をしてみましょう。

対象HDCPパーオン率ボギーオン率
未来の私42.9%73.3%(38.9%)
HDCP9.934.4%79.2%(44.8%)
不足8.5%-5.9%(5.9%)
HDCP9.9の平均データと比べてボギーオン率は低いですが、反対にパーオン率が高いので、計算上は18ホールで約0.67打程度ですが、未来の私の方がスコアは良くなります。

ですから、今のままの腕前で、ティーショットとセカンドショットの能力だけが向上しても、シングルプレーヤーには到達が十分可能であるという事になります。

目標である42.9%のパーオン率というのは、PAR4のホールで有れば、ティーショットを66%の確率で思うようなところに運べて、そこからセカンドショットを66%の確率でグリーンをとらえる事が出来れば、43.56%のパーオン率になりますから、最低でもその程度になるまで練習をする事が必要です。

短期間でゴルフのスコアを向上させる秘訣


ゴルフのスコアを向上させる為には、ショートゲームやグリーン周りなどあれこれ手を出して、万遍なく練習をして実力を身につけようとするのも一つの考え方ですが、今の私のレベルであれば、ティーショットとセカンドショットだけに絞ってパーオン率を向上させる練習に全てを割いたとしても、シングルプレイヤーまでなら十分に実力が上がります。

この「シングルプレイヤーになるまでは、ティーショットとセカンドショットの練習を中心にしてスコアを短縮するべき」というのは、「ゴルフデータ革命」(マーク・ブローディ著)の中でも同様の事が書かれています。

この本には、ショットごとのデータと「稼いだ打数」の分析を組み合わせることで、今までゴルフの定説、常識とされていた事を覆す多くの事実が書かれています。

興味のある方は、是非、ご一読をされると良いと思います。

ゴルフで上達をするためには、ショートゲームにバンカーショットといった様々な事を練習する必要があるのですが、それらは分量を少なくするか後回しにして、まずはティーショットとセカンドショットの精度向上に練習の分量を割くことが、ビッグデータから導き出した、短期間でゴルフのスコアを向上させる秘訣と言えます。