私の頭の中の消しゴム

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【朗読劇 私の頭の中の消しゴム10th letter】
無事、千秋楽を迎えました。




未だにちょっとふわふわしていて
地に足はついているんだけど、上半身だけ引っ張られているような不思議な感覚。
魂が半分身体から抜けているのかもしれないです。笑

この作品と出会って5年。出演するのは3度目でした。
はじめてお話しをいただいた2015年、当時は右も左も分からないどころか、朗読とはなんぞや?どうしたらいいんだ??!という悲惨な状態だったんですが…笑

今思うと、お芝居が更に楽しくなって、素敵だな、もっとやりたい!!と思えたのは、この作品のお陰かもしれません。

今年はなんだか、いつもと様子が違っていて
何十回、何百回と読んだはずの台本なのに
まるではじめてやることかのように新しい発見があり、ハッとし、心動かされ、また一から薫と向き合うことが出来ました。

本番の5日前くらいは
正直ちょっとヒステリックになって、正解が分からなくなって落ち込んだかと思えば、出来る!やれる!と自らを奮起させるしかなく、そのテンションの上がり下がりに全く追いつけなくなったり。
このまま死んじゃうんじゃないかってくらい精神的にやられていましたが
今思うと、そんな風に半狂乱になりながらもこの作品と向き合えて良かったです いや、半狂乱にならないとこの作品とは向き合えなかったな、と終わってから思います。

初日を終えた日には、この作品、もう一生できないかも、、、
言葉は悪いですが、吐いちゃいそう…!と思いました。
帰宅してからもジッとしていられなくて、部屋中を歩き回るくらい笑

そんなになっても
時間が経つとまたその世界で生きたくてうずうず。
芝居とは、ステージとは、とっても不思議なものです。
私はやっぱり、お芝居が好き。

生きている心地が、します。


今回に関しては2公演ともすぐにお席が完売してしまい、有難いことにチケットが取れない!!との悲鳴が。

私もたくさん知り合いや友人に観に来て欲しかったので、案内しまくった後にチケットが取れず、、、!というまさかの展開!笑
このネット社会なご時世に、
劇場に直接足を運んでくださる方がこんなにもいるんだ!!と驚きました。
たくさんの方にご観劇いただき、とても嬉しかったです。
お相手の鈴木さん人気が凄いっ!!


そんな、お相手の鈴木拡樹さん。
ご一緒するのは、はじめまして。

本番2回目を控えたステージ上でのウォーミングアップ中、
演出家さんに『2人は知り合いだったの?』と聞かれ、『いえ、はじめましてです。』と答えたら
『じゃあ、今日が会って5回目なんだね』って。
…驚きました。

出会って5回目で千秋楽!変な響き!!!

でも、不思議と、消しゴムの世界でたくさん言葉を交わし、魂をぶつけあえたことで
そんな隙間も埋められた気がします。

本番の鈴木さんのエネルギーが凄まじくて、私自身、稽古中には出せなかったパワーや感情がどんどん溢れてきました。
同じ台本なのに、お相手が違うとこんなにもいろんなことが変わってくるのか!と発見の連続。毎回ワクワクして、驚いて。とにかく楽しかった!!
支えていただき、本当に感謝しています。


台本のぐちゃぐちゃ加減は今までで1番。
いつか、棺桶の中に入れて欲しいです。
この作品に、また触れられますように。
皆さまの心に残り続けますように。


もっともっと成長して
歳を重ねてからまたやってみたいな…
なんておこがましいですが。
でも、そんな風に言ってしまいたくなるくらい
私の人生において財産となる作品です。


作品に携わってくださった全ての方に感謝します。

ありがとうございました。