12:30~13:00 DJやついいちろう @Shibuya O-EAST

「知らない曲もめっちゃ知ってるフリをしてノッちゃおう!」
「知ってる曲と知らない曲の差別禁止!」
というテーマで良い感じで気分を昂揚させてくれたDJでした。
「これから記録動画で使う画を撮るのにEDMかけるからみんなパーリーピーポーっぽくノッてください」とEDMぽい曲をバックにやついの合図で参加者全員で跳んだりクラップしたりウエーブしたりという趣向も楽しかった。

13:00~13:10 縄⽂太⿎ 茂呂剛伸 @Shibuya O-EAST

最初は動物のかぶり物で登場。かぶり物の口や目が太鼓のリズムに合わせて光るのが面白い。和太鼓7人くらいのシンクロ感が楽しかったのですが、センターの人の入れるオカズがめっちゃカッコ良い。彼がたぶん茂呂さんですね。目当ての水前寺清子に向けて良い感じで気分がアガっていきました。

13:10~13:40 水前寺清子 @Shibuya O-EAST
[セットリスト]
登場SE 365歩のマーチ (1コーラス)
M01 ありがとうの歌
M02 浪花節だぜ人生は
M03 さよならイェスタデイ (TUBEのカバー)
M04 いっぽんどっこの唄
M05 大勝負
M06 あすなろの唄
M07 365歩のマーチ (with やついいちろう)

楽しみにしていたのですが、文句なしのベストアクトでした。
詳細はこちらの記事に書きました。
2018-06-17 水前寺清子 in やついフェス

水前寺清子が若干押し気味で終わったので、大急ぎでO-nestに移動。階段が長い!

13:50~14:30 Schroeder-Headz @Shibuya O-nest
[セットリスト] (ネットから拾い物)
M01 Linus and Lucy
M02 Hype
M03 ハルシュラ
M04 T.V.G.
M05 Sleepin' Bird
M06 absence of absolutes
M07 Blue Bird
M08 Surface

いやー、めっちゃ気持ち良かった。予習で観た動画の打ち込みっぽいのも良かったんですけど、この日はドラムとのデュオでした。生の楽器を会場の空気に合わせて弾く生演奏だからこそのグルーヴ感に満ちた時間でした。曲は全部知っている訳じゃなくても、リズムとメロディとアルペジオの和声に合わせて身を揺らすだけで、ふわふわっとした別世界を漂うことができました。

いきなりしょっぱなから幸せな時間が続きました。とりあえずコンビニでテキトーに食料を調達してO-EASTの裏で小腹を満たしていたら、美しい女性が出たり入ったり、中にはファンの求めに応じて記念写真に写ったりとしていたので、出演者なのかもしれませんね。出演者が普通に歩きまわっている光景はアーティストエリアと一般参加者の動線がハッキリ区分されている他のフェスにはないものだと思います。

15:10~15:50 石野真子 @duo MUSIC EXCHANGE (15:20頃に中座)
[セットリスト] (ネットから拾い物)
M01 恋のハッピーデート
M02 ぽろぽろと
M03 カナリア (ここの歌い出しで中座)
M04 失恋記念日
M05 狼なんて怖くない
M06 Life is Beautiful

フェスの現場には似つかわしくない大きなボストンバッグを持ったワタシと同年代(アラ環)男性の一団がフロアに居て、揃いの白い特攻服の背中には赤い刺繍で「愛妃真子」の文字。ボストンバッグの上には緑の長鉢巻。開演が近付くと「せーの!」「真子ちゃあ゛~ん!」のコール。ワタシが若かった頃のアイドルヲタがまだ実在していたことに驚き。でも、デビュー40周年ということで、40年間熱い応援を続けてきたわけですよね。素晴らしいことです。この人たちのおかげで石野真子の活動が続いてきて、ワタシもここで初めて彼女のライブを観ることができるのですから。

たとえばPerfumeの結成40周年は2040年でワタシはその頃81歳ですからギリギリ生きてると思いますが、TEMPURA KIDZ結成40周年は2052年でその頃ワタシは93歳。すでに寿命が尽きているか生きていられたとしてもライブの現場に足を運ぶことは難しいと思います。大好きなアーティストの40周年を祝うことができるとはこの上ない幸福であるとしか言いようがありません。

ピアノとアコースティック・ギターのデュオをバックに現れた石野真子は、さすがにデビュー当時のティーンエージャーではありませんが、50代後半とは思えない若々しさでした。彼女よりもツレが3歳若いんですけど、ちょっと負けたなーと落胆。懐かしくはあったのですが、楽曲が今ひとつ自分のいびつなストライクゾーンの外ということで、3曲目の歌い出しで失礼させてもらいました。

15:20~16:00 RAM RIDER @Harlem (15:30頃から合流)

途中から入ってみるとフロアのDJ卓が見えない場所まで人が溢れてました。ぎゅうぎゅうではなかったので隙間を縫うようにDJ卓が見える場所までにじりよりました。

一週間前の「THE BLOCK PARTY」の日本語ラップしばりから一転オリジナル曲のリミックスを中心とした構成。年に何回かはこの方のDJを聴いてるのですが、これまで聴いたことのなリミックスの連発。初めて聴く曲だなと思っていると聴いたことのあるメロディーや歌詞がちらほら、というところで新しいリミックスだと気付くことの繰り返し。RAMさんご本人のボーカルも入ってなかなか楽しいセッションでした。

16:10~16:50 (16:40ちょっと過ぎで終演) TEMPURA KIDZ @Harlem
[セットリスト]
登場SE TEMPURA KIDZ過去曲のリミックス
M01 ダンスナンバー
M02 ミイラキラー
M03 Find A Way
(MC)
M04 好きだ 好きだ 大好きだ!
M05 ONE STEP
(MC)
M06 Growing Pains
M07 LOLLiPOP

目当てのTEMPURA KIDZです。
今年観たライブの中では最も雑味を強く感じたライブでしたが、熱量の高いライブでもありました。

詳細はこちら。
2018-06-17 TEMPURA KIDZ in やついフェス

TEMPURA KIDZが終わったところで、休憩&早目の夕食。たまには座って休まないと。

17:35~18:15 DALLJUB STEP CLUB @Club Asia

17:30からLOFT9で行われるエレ片劇団を観ようかと思ったら入場規制で長蛇の列ができていたので断念。お隣のAsiaで何の予備知識もなしにこのバンドを見ましたが大正解。

バンドをバックにラップというミクスチャーなロックですが、16ビートメインのドラムスが気持ち良い。ラップのリズムがけっこう変則なんですけど、それに上手に合わせつつ、リズミカルに畳みかけるところではバシバシ叩いてく。めちゃめちゃカッコ良かったです。こういう知らない音楽との出会いも、フェスの魅力です。

18:25~19:05 RAM RIDER+南波志帆トークショー @LOFT9

ここは着席で観覧できる貴重なスポット。周りで飲んだり食べたりしながら楽しんでいる参加者が何人かいるのを観てたら自分も小腹が空いてきたのでグリーンカレーと灰ボールをいただきながら観覧しました。

いやー、緩かった。

RAM RIDERと南波志帆に加えてRAM RIDERとネットラジオ番組「AUDIOGALAXY」をやっているYu Matsumoto氏の3人が登場。南波志帆も不定期で同番組に出演しているので番組の生収録みたいな雰囲気でした。

ところが進行役の南波さん曰く「やついさんが毎年トークショーの枠を取ってくれるんだけど、何を話したらよいかわからない」ということで「今回も何も話すことを考えてない」と、RAMさんとMatsumoto氏のリードに期待していたようですが「あなたの枠だから」と話題を振ろうとはしなかったのですが、南波さんが6月14日に誕生日だったということで、Matsumoto氏からBluetoothスピーカーをプレゼント。

25歳になった南波さん、お若いのにBluetoothが何であるかをご存知ない。スマホやパソコンにつながるものと知ると個人情報漏えいのリスクがあるのではないかと怖がる怖がる。「せっかくのいただきものなので飾る」という南波さんに「防水なのでお風呂でも使えるスグレモノ」という解説にわかったのかわからないのかハイテンションな南波さんの反応。

そのあと具体的にどんな話をしていたかは記憶が飛んでますが、まーこんな感じで噛み合ってるのか合ってないのかわからない対話が延々と続きました。何度か残り時間を確認しながらようやく予定時間を過ぎたところで解放感に喜ぶ南波さん。

これはやついさん来年もブッキングしますね。きっと。

19:45~20:25 フィロソフィーのダンス @SOUND MUSEUM VISION
[セットリスト] (ネットから拾い物)
M01 すききらいアンチノミー
M02 コモンセンス・バスターズ
M03 パレーシア
M04 アイム・アフター・タイム
M05 アイドル・フィロソフィー
M06 ライブ・ライフ
M07 ダンス・ファウンダー
M08 ラブ・バリエーション

ワタシのTLで推してる方が何名かおられますし、昨年のアイドル横丁夏祭りのニコ生配信でファンキーな楽曲と日向ハルの圧倒的な歌唱力が印象に残っていて、今回VISIONのラストがこのグループと東京女子流ということでこの2組を観てから帰ることにしました。

めたぼedgeさんの姿があったので、横っちょでみさせていただきました。

期待を裏切らない熱いライブでした。前夜にワンマンがあったそうですが、大きなイベントを乗り越えた緊張感の緩みからくるダレた感じはしませんでした。むしろリラックスしていたというか。

日向さんのボーカルはもちろんでしたが、4人全員の歌唱力がレベルが高いと感じました。特にアニメ声の十束さんが声質から想像しがたいピッチの正確さと声量で圧倒されました。それから佐藤さんのダンスのキレがすごかったです。奥津さんは全体的なバランスで好感度高しです。

近くで周りの観客にぶつかりながら暴れてるDQNが居たのはちょっと残念。多数の観客で楽しみを共有すべきところで自分だけが楽しければ良いという態度は容認できません。まぁ、本人に言ったところで理解しようとはしないでしょうが。

20:30~21:10 東京女子流 @SOUND MUSEUM VISION (21:20頃まで続いたようですが、21:10で中座)
[セットリスト] (ネットから拾い物)
M01 water lily ~睡蓮~
M02 ミルフィーユ
M03 キスひとつで
M04 ラストロマンス Nemu remix feat.春ねむり
M05 kissはあげない
M06 深海 -Hi-ra Mix-
M07 Rock you!
M08 Attack Hyper Beat POP (この辺で中座)
(アンコール)
EN1 おんなじキモチ

こちらはTEMPURA KIDZとの共演含めて5度目になりますが、安心して観ることができます。女性らしいしなやかな動きのダンスと4人の個性豊かなボーカルがいつ観てもステキです。昨年9月に水戸で観たときよりも洗練された感じがしました。

女子流とフィロのスは両グループとも練度が高くて、同年代のTEMPURA KIDZの粗さがかえって際立って感じました。最近ライブの間隔が大きく空くことが多いのですが、オーバーワークを避けつつも、もう少しライブの機会を増やして欲しいなと思います。この日も食い付いてきたアイドルヲタさんが居られたので、以前のようにアイドルイベントにも挑戦して欲しいなと。本人たちが嫌がるならしかたありませんが。




しかし、この日も和太鼓に演歌にジャズっぽいバンドにアイドルにゆるゆるトークと実に幅広いエンターテインメントを楽しむことができました。出演者の幅の広さでは、類を見ないイベントです。こういうイベントを運営しているやついいちろうという人物スゲーと感じた一日でもありました。

また来年もTEMPURA KIDZ出演させてくれるならば、ぜひ行きたいと思います。