前回のクリスタルラインから約2週間後、文化の日に奥只見方面へ走りに行きました。なかなか日本海側の天気がすぐれずに、そちら方面へ行く気になれなかったのですが、この日は晴れの特異日と言われているだけに、見事に晴れました。那須高原スマートインターから一般道に出て、R289で会津方面へ山を越えました。

 

 

長い甲子トンネルを越えると会津地域です。前方には暖色に染まった山が一望できます。道の駅しもごう付近では雲海も見ることができました。麓まで下り、もはや定点観測とも言える不動堂のモミジを鑑賞しました。この不動堂はほとんど人が通らないような場所にぽつんとありますが、屋根とモミジのコントラストが素晴らしくて、私の大のお気に入りです。

 

 

 昭和村方面へ車を進めR401に右折して、ついこの前開通した博士トンネルを通過しました。この長大なトンネルにより、冬季閉鎖がなくなり、冬でも大回りせずに会津若松方面へ行くことができるようになりました。周辺には「祝 博士トンネル開通」の幟がたくさん立っていました。

 

 

 ぐるっと一回りして南会津方面へと向かいます。天気の良い3連休中ということもあり、普段は人が少ないはずのこの地域もなかなか人が出ています。R401の新鳥居峠区間はかなり狭い場所がある道です。そんな山道に慣れない人が大挙して進入してくるわけですから、すれ違いにはなかなか苦労しました。皆さん知ってて来るのか知らずに来てしまうのか、まあ仕方ないのですがね。

 

 

 桧枝岐村まで行き、道の駅で休憩するかどうか迷っていたら、ブログ上でやり取りをしている方の車(981ボクスター)を発見しました。すかさず駐車場に車を停め、声を掛けてみるとまさにその人。似たような場所を走っている「同好の士」なので、いつかどこかでばったり会いそうですね、とコメントのやり取りをしていました。交流が始まって10年程になりますが、会津の奥地で初めてリアルで会うことができました。いかにも「らしい」邂逅でした。

 

 

 ひとしきり話をして奥只見湖方面へ車を進めます。湖沿いのR352もかなり狭い山道なのですが、ここもかなりの人(車)の出がありました。紅葉はもうほぼ終わりで、山は茶色に染まっていますが、好天に誘われたのでしょうね。本来なら、そこそこ静かな場所なのですが、この日はかなりの数の対向車に遭遇しました。

 

 

 銀山平からはシルバーラインのトンネルを通過して魚沼方面へ抜けました。今度は少し紅葉には遅かったですが、思わぬ「ネット上の車仲間」との邂逅もあり、楽しいドライブになりました。