「AMONG THE BEST IN THE SEASON」"CLASICA CORDOBA" 2017年9月11日 

アルゼンチン、コルドバで行われた演奏会レビュー

http://clasicacordoba.com.ar/2017/09/11/entre-los-mejores-de-la-temporada/

 

リンク元と当サイトのレビューの終わりにアンコールで演奏されたラフマニノフop39-9の動画があります

 

 

演奏会はシーズンオープニングの一環として行われました。«Teatro del Libertador San Martín»で行われたCórdoba 交響楽団とロシアのピアニストDmitry Masleev の演奏会は寒い日曜日の午後、聴衆に大きな喜びを与えました。

Dmitry Masleev はPro Arte Córdoba による演奏会プログラム基金の支援によりこの街にやって来ました。過去にこのシリーズではスペインの大物ピアニストJavier PerianesとアルゼンチンのNelson Goernerの演奏会が開催されました。彼らはその素晴らしい解釈や精巧なヴィルトゥオーゾ性で聴衆を魅了しました。

シベリアのウラン・ウデに生まれ育った若者、Dmitry Masleevは聴衆の愛を、そして自らのヴィルトゥオーゾ性と心を勝ち取りました。
演奏会はHadrian Avila Arzuzaの指揮によりドラマティックなドヴォルザークの交響曲7番で始まりました。その後Dmitry Masleev が登場しました。少し急いだ様子で特別なプロトコル無く指揮者とコンサートマスターそして客席にお辞儀をし、舞台の中央に置かれたスタインウェイに座り直ぐにラフマニノフのパガニーニの主題によるラプソディを弾き始めました。ソリストとオーケストラはこの気まぐれで揺らぎあるこのラプソディで聴衆を感嘆させました。叙情性に加え知的なソリストによるラプソディは本物の傑作となりました。演奏会に来た聴衆は2015年開催チャイコフスキー国際コンクールの審査員と同じ結論に達したかもしれません。

 

 

「この言葉の本当の意味での発見である偉大なピアニスト」とBoris Berezovsky は言いました。

 

 


ソリストは複雑なパッセージに遭遇すると、全責任を持ってそれに取り掛かります。あたかも困難で曲がりくねった道を明るく照らすかのように。

このラプソディはチャイコフスキー記念モスクワ音楽院(1866年にRubinshteinにより創設された音楽アカデミー)在学中にMasleevが好きであった曲のひとつでした。ラプソディ演奏後、29歳のピアニストはアンコールを弾くために再び舞台に戻りました。アンコールはラフマニノフエチュード音の絵とエレジーでした。ついにコンサートホールに静寂が訪れた時、ピアニストは長い時間、主に若い多くのファンに対してサインを書いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の南米コロンビアでのコンサートは長いこと沢山のプログラムを演奏しています。 

どのコンサートもとても良い演奏ができたのでしょう。

上機嫌なのかマスレーエフ自身の撮影した写真もFacebookなどにアップされていました。 

彼の演奏の特色である驚異的なテクニックはもちろんその中でも単調な表現になることは決してないカラフルな楽曲の数々に出会うことができた聴衆は再開を熱望して止まないことと思います

今回のアップしたラフマニノフop39-9は作曲者自身の演奏のように無駄なルバートがなくキレのよい演奏となりました テンポはかなり速い方ですが音色の多彩さには更に磨きがかかっていますね

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