秋の夜長に (解答・2枚目) | 団塊Jrのプロレスファン列伝

秋の夜長に (解答・2枚目)

どうも!!流星仮面二世です!!

解答2枚目です。
(※当初は1枚目、2枚目しかありませんでしたが2枚目が文字数ギリギリの為、あとから2枚目を分けました。よってこちらにはコメ欄がありません)

4. 【名】 次のリングネームは日本人レスラーの海外武者修行時代、あるいは海外での名前ですが、それぞれどのレスラーに当たりますか?該当するレスラーを答えなさい。

①フライング・フジ・ヤマダ
( 山田恵一、獣神サンダー・ライガー )

フライング・フジ・ヤマダ

②キッド・コビー
( 小林邦昭 )

③クイックキック・リー
( 前田日明 )

④ザ・グレート・シンジャ
( 佐藤昭雄 )

 ⑤パク・チュー
( 木村健悟 )

パク・チュー

⑥ハシフ・カーン
( 橋本真也 )

 ⑦ホワイト・ニンジャ
( 武藤敬司 )

ホワイト・ニンジャ、スーパー・ブラック・ニンジャはまさにグレート・ムタの原型でしたね

⑧ミスター・トヨ
( ラッシャー木村 )

⑨テムジン・モンゴル
( キラーカーン )

⑩デビル・サト
( 高千穂明久、ザ・グレート・カブキ )

5. 【技】 次の画像の技名を答えなさい。

1. ( デンジャラスドライバー・テンリュウ )
天龍のこの技の画像を見ると、よくふたつの名称が出ます。そう、デンジャラスドライバー・テンリュウと天龍稲妻落としです。実のところ、長く同じ技だと思っていたのですが・・・実はデンジャラスドライバー・テンリュウと天龍稲妻落としは別の技、という説もあるようです。デンジャラスドライバー・テンリュウは出題した画像のもの。天龍稲妻落としは

これ?

という可能性が、あるようです。

しかしながら後者が絶対に天龍稲妻落としか?と問われれば何とも言えません。確固たる証明ができないうちはデンジャラスドライバー・テンリュウは同じ型だった、という結論に至るかもしれません・・・ということでどちらかが書いてあれば正解とします。もし詳細知っている方おりましたらゼヒご教示ください。

2. ( ハイジャック・バックブリーカー )
獅子王、殺人台風とよばれた名レスラー、ドン・レオ・ジョナサンの必殺技。この状態で自身を軸に回転を加えるバックブリーカーです。画像はあの馬場さんを担ぎ上げ仕掛けた名シーン。かつてはアンドレ・ザ・ジャイアントをもバックブリーカーにとらえた他、怪力伝説を数々持つジョナサンですが198センチ、140キロという大型レスラーでありながら、その場飛びのドロップキックやサンセットフリップ、ネックスプリングにロープを利してのバク転までこなす身体能力をもち、カール・ゴッチをして「すごい男」と言わしめたほど。レスラーでありながら潜水士(ダイバー)としてサルベージ会社を経営していた実業家でもあったようです。

3. ( ゴールデン・アーム・ボンバー、ゴールデン・アーム・ボンバー2、ワジマ・スペシャル、二段式首折り、ギロチン・ネックブリーカー・ドロップ )
本来は相撲の喉輪とかち上げを合わせたものがゴールデン・アーム・ボンバー、画像の技はゴールデン・アーム・ボンバー2だった(と思った)のですが、当時は輪島旋風で実況席も興奮気味。ゴールデン・アーム・ボンバーも2も、出ると「ワジマ・スペシャルーッ!!」で・・・なのでどちらもワジマ・スペシャルなんだと思っていました。いや、今でも思っています。ゴールデン・アーム・ボンバーは現在のチョークスラム、喉輪落としへ、2はロックボトム系の技へと進化を遂げていきました。もし輪島がいなかったら、これらの技は生まれなかったんだな・・・そう思うと、さすが輪島と唸ってしまいます。

4. ( ニューオクトパス・ホールド、新卍固め )
77年7月、アントニオ猪木がエル・ゴリアス戦で生涯たった一度だけ見せた新たな卍固め。元々、対モンスターマン戦の秘密兵器というウワサがありましたが、これ以降、猪木が見せたことはありませんでした。なので写真はこれのみしかなく、当然動画はありません。猪木がどうやってこの態勢に入ったのか、すごく興味があります。

5. ( ダイビング・ボディアタック )
様々な空中殺法がある現在ですが、かつての空中殺法で大技中の大技といえばこれでした。考案者やいつ頃から使用されていたのかは不明ですが、ミル・マスカラスが世に広めたのは間違いありません。空中姿勢、体の浴びせ方など、この技に関してはマスカラスを越えるレスラーはもはや皆無といえそうです。定義ではトップロープ、セカンド・ロープなどコーナーからのダイブ技をダイビング、ロープに振って助走しジャンプし技に入るなどマットから直接飛ぶ技をフライングと称します。

6. ( ウォール・オブ・ジェリコ、ボストンクラブ・ホールド )
1930年代頃よりプロレス界で使われている技で、海洋に面し海港として有名なアメリカ・マサッチューセッツ州ボストンで水揚げされる大型の甲殻類からその名がつたといわれています。日本では53年から54年の力道山のアメリカ遠征260試合のうちシングルで敗北した3試合のうちの1試合が赤サソリことタム・ライスの逆エビ固めだったことが有名で、以降、数々の使い手が存在しています。余談ですがwikipediaによれば“アメリカ人プロレスラー、ジム・ロンドスによって開発された”とあるのですが、これはギリシャ出身の黄金のギリシャ人ことジム・ロンドスの他に同姓同名のレスラーが存在していたということなのでしょうかね?

7. ( エメラルド・フロウジョン )
98年に三沢が初めて見せた必殺技。フロウジョンは滝のことを意味しますが、まさに高度を誇る滝の上から落下するかのごとく相手を落とす危険な技であります。三沢の死去後も様々な選手が使い、また進化型を出したりしています。技は生きてるんだなぁ・・・

8. ( シュミット式(流)バックブリーカー )
地獄の料理人といわれたハンス・シュミットか67年の初来日時に日本マットで披露した技。現在では片膝をついて行う形ですが、元々は画像のようにスタンドのまま中腰になり膝を当てる形でした。日本ではシュミット式(流)と呼ばれますが、シュミットによれば先輩レスラーから教わった技でオリジナルではないとのお話も出ています。でもファンの脳裏にはシュミットのオリジナルです。

9. ( 32文ロケット砲、アポロキック )
65年に馬場さんが公開した必殺技。あのラテンの魔豹ペドロ・モラレスにコーチを受けたという技です。当時ただでさえ大型レスラーが飛び技を使うことがなかった時代に209センチで140キロという馬場さんがドロップキックを放つという・・・ダイナミックで見栄えのある、そして破壊力のある様は注目され人気を博しました。馬場さんの足のサイズ、16文(実際は16文ではない)がダブルになったので32文だったのですが、当時の世は宇宙時代だったので、実況の清水一郎アナウンサーは人類の夢を託し、この技をアポロキックと称しました。

10. ( あすなろスープレックス )
当時実況だった古舘さんが山田恵一の試合、85年4月のヤングライオン杯決勝で「出るか?山田のあすなろスープレックス」と実況。このとき、あすなろスープレックスとはどんな技なんだ?と思ったファンはほとんどでしたが、中でも一番どんな技なんだ?と思ったのが山田恵一自身でした。そう、実はこの技、古舘さんにより技の名前のみが先に生まれた技だったのです。あすなろとはヒノキ科の常緑高木、つまり木なのですが、ヒノキに似ているのですがヒノキではありません。あすなろという言葉は、明日は、ヒノキになろう、明日こそなろうの意味であすなろ、という希望的な言葉だったのです。古舘さんはこの希望を山田に込めて実況、その気持ちが表れたというわけだったんですね。こうして実態がなかったこの技が、ついに85年9月6日、愛知県碧南市臨海体育館の佐野直喜戦で現実となった、というわけなのでした。

6. 【技】 下記にあげる技の考案者を答えなさい。

①DDT
( ジェイク・ロバーツ )

ジェイク・ロバーツの元祖DDT

②ドロップキック
( ジョー・サボルディ )

③ツームストーン・パイルドライバー
( ジャック・クレインボーン )

ジャック・クレインボーンの元祖ツームストーン

④スインギング・ネックブリーカードロップ
( マスクド・スーパースター )

⑤テキサス・クローバーホールド
( テリー・ファンク )

7. 【技】 下記に上げる技の日本語名を答えなさい。

①シューティング・スタープレス
( 流星体落とし )

山田恵一のオリジナル、シューティング・スタープレスはヘッドバット・バージョンもあった

②アックス・ボンバー
( 斧爆弾 ) 

③アトミック・ボムズアウェイ
( 肉弾原爆落とし )

ディック・ザ・ブルーザーが得意としたアトミック・ボムズアウェイ

④ジャパニーズ・レッグロールクラッチホールド
( 日本式回転足折り固め )

⑤シクル・バックブリーカー
( 鎌固め )

リバース・インディアンデスロックからブリッジし顎をキメる鎌固め

解答・3枚目へ続きます。