STORY..136
泣き出した子供を抱いて私は思った。今後もこうやって必ず、何かある度に翼は私に責任転嫁し、私を怒鳴る。その怒鳴り声にびくびくしながら、私はこの子を育てていくのか。私が必要だと思っていた、ガマンしながらも作ろうとしていた『離婚しない幸せな普通の家族』それは本当にベストな幸せなのか。この子を、きちんと育てたい。幸せにしたい。七五三、入園式、参観日、運動会、、、これから数えきれない程あるであろう幸せなはずの、家族での思い出。。バズライトイヤーにめちゃくちゃにされるのだろうか。言い争っても意味がない。分かってくれなければもういい,離婚も視野にいれよう。ラストチャンスだ!翼に優しく話した。。♪思い出して~ご~らん~♪あんなこと~こんなこと~あ~った~でしょう♪(思い出のアルバムより)翼は泣いていた。「ごめんな、、わかってる。全部おかしいのは俺の家や、、。でも怖くて言えへんねん。優美さえガマンしてくれたらええやんって甘えが出てしまう。。それで、つい、カってなってしまうん、自分でもわかんねんけど。。」このままでは一緒に生活出来ないよ。そんなことで一方的にカッとなられて、いつか暴力がはじまりそうでこわい。話し合ううちに、翼は自分の実家へ・今までの被害で私が翼の妹をニガテに思っていること・これから妹には必要以上に私達家族のことには関わらないでほしいこと・翼名義の借金を全て返してもらって、口座の解約をすることを約束してもらいに行く決心をした。が、怖くて行きにくいので、私が子供を連れ1度福岡へ帰る。そして「優美がガマンできずに実家に帰った」ということで、翼が実家に話をしにというよりお願いに行くということになった。自分たちのせいで息子が嫁子供を失うと分かれば、さすがに分かってくれるだろう。。というのが、翼と私の一致した意見だった。