いまさらながら、ふるさと納税 | 大阪府河南町議会議員 佐々木きえオフィシャルブログ Powered by Ameba

いまさらながら、ふるさと納税

いまさらながら、ふるさと納税について色々しらべています。

ふるさと納税のお礼となる特産品に力をいれていないのが
大阪府下43市町村中14市町村だけだとか

大阪府では高額寄付者には知事が出席する
感謝状贈呈式を開催するのだとか

翁長知事誕生以降、安倍政権に地方交付税を減額されているという
あからさまなハラスメントに対抗するためか
沖縄県へのふるさと納税が急増しているのだとか


細かい情報はさておき



ふるさと納税って、とてもわかりにくくないですか??

以前にも勉強したことはあるのですが
「2000円、確定申告、控除」などのキーワードを読み取るだけで撃沈354354




今回、改めてよくよく調べてみると

お金持ちほど得をする制度であることがわかってきました。





ここからややこしい話。覚悟しとけよ!!





ポイントはこの4つです。

・本来、寄付としてふるさとに納税するので限度額はきまっていない
・納税の限度額は決まっていないが、控除される上限はきまっている
・納税額が大きいほど、控除額が大きい
・実質負担は年収に関係なく2000円である


ふるさと納税で、控除になる寄付金額の目安は?


こちらのサイトによると、

・世帯年収300万円だと控除の上限は4000円なので
6000円までのふるさと納税であれば、実質負担2000円おさまります。

・世帯年収5千万円の家庭であれば控除の上限は90万円なので
90万2千円までのふるさと納税であれば、実質負担2000円でおさまります。

*ちなみに、世帯年収5500万円の家庭であれば、控除の上限は100万円をわずかに超えるくらいです。




年収300万円の人が実質負担2000円で納税できる上限額は6000円。
6千円のふるさと納税で受けられる特典はお米5キロとか名菓詰め合わせなどがあります

年収5500万円の人が実質負担2000円で納税できる上限額は約100万円。
100万円のふるさと納税で受けられる特典はヘリコプターの周遊などがあります。

もちろん、100万円の内訳は自由なので
1万円ずつ100の自治体に納税すれば、お米、ふぐセット、和牛、くだもの・・・・・など100種の特典が受けられます。


両者とも実質負担は2000円です。




*扶養家族の有無、配偶者の収入などにより同額の世帯収入でも上限は異なります。




当初の目的は

今住所がある自治体だけでなく
幼稚園、保育園、小学校、中学校を過ごしたふるさとにも納税しよう!!
(だって、これらには税金がかかっているから)

だったのですが

現在はここから大きく逸脱しているようです。






富の再分配にはなっていないこの制度をどう受け止めればよいのか
河南町民にとっての最良の策はなにか

まだ思考は途中なので、じっくりと考えていきます。