授業中に気絶は本当に嫌になる。

今回も事件は【急に】起きた。

まぁ、てんかんとか記憶障害って言うのはそういうモノなんだろうね。


なんか痙攣発作こそ起きなくても、回数というか頻度的には最近ひどくなってる気がする。


何があったか簡単に説明しますね。

看護学校で1時間目、普通に授業を受けていたんです。


するとチェルノブイリ(ウクライナの都市チェルノービリのロシア語名)と言うワードが出てきて、その言葉を聞いた時から頭がポカーンとしてきて、少しづつ昔を思い出してきたんです。


親友とよくチェルノブイリの話をしたなぁ、よくポケモンの話をしたなぁ。


と昔話を思い出していたんです。


途中、体調が悪くなって机にうつ伏せになって寝ている状態で昔話を思い出していました。


途中でよく


「あー、懐かしいね。」


などと相槌を打っていたんですが、

実はそれ自体が夢だったみたいで実際は気絶していたそうです。


その後に音楽(BGM)が流れてきて、

僕のてんかん発作が起きる直前の兆候が起きました。


咄嗟に「ヤバい。」と思い、

目が覚めました。


そして目が覚めたと同時に


全く知らない場所で、全く知らない人達にかこまれて、全く知らない話を聞いている自分。


誰かしらに助けを求めたいけど、もしココが映画館の様な場所で、皆がお金を払って来ていて邪魔しちゃいけなかったらどうしよう。見知らぬ人ならまだしも、自分を嫌っている様な人がいたらどうしよう。

全てが不安要素に変わるんです。

でも、てんかん発作までの時間は無いから早く部屋(教室)からは抜け出さないと‥。


結局1人で何も言わずに抜け出しました。


しかし上の階に行けば良いのか下の階に行けば良いのかも分からず、結局部屋(教室)を出て気絶してしまいました。


それから記憶がまた飛んでいるので何分間、時間が飛んでいるのか分からないんですが女子の1人が助けに来てくれました。


見た事はある人な気もしたんですが、名前が分からない。


「わたし、わかる?」


と言ってくれたみたいなんですが、彼女の名前も間違えてしまった様です。

申し訳ない。


そしてまたすぐ気を失い、次に目が覚めた時には何人か先生達が居ましたが、救急隊と勘違いをし、先生の名前も間違えてしまったとの事でした。






記憶障害やてんかんって、直接は命に関わらないから軽い病気に見られがちなんですよね。

重いか軽いかは自分では分からないんですが、本当に辛いです。

記憶喪失は本当に地獄の様な辛さです。


と言いたい所なんですが、その地獄の様な辛さすらも事後は忘れてしまう事があります。


だから余計に辛くて。


こうしてこのブログを書くまでも、人からの情報を集めたり思い出したりで3時間以上掛かっています。


僕がてんかんで倒れたり、記憶障害を起こした時に心配してくれる友人がよく優しく声をかけてくれるんです。


「もし間瀬くんが倒れたり、体調が悪そうな時はどうしてあげたら良い?」


実はこの質問の答えが分からなくて。

と言うのも、僕が記憶障害やてんかんを起こしている最中は先程も書いた通り、自分でも自分が分からないぐらい記憶が無くなって居て、周りの人達が仲間なのか、他人なのかも分からないし、ここがどこなのかも分からないんですよね。

多分放っておくのが1番良いんだと思うんですけど、仮にそう伝えてしまって本当に緊急事態になってしまった時に放っておかれてしまったらと考えたら更に辛いですよね。


本当に自分が自分じゃない事が辛すぎる病気に毎日悩まされてます。

なんか二重人格?に近い記憶喪失。

これが1番わかりやすい例えな気がします。


誰かが僕と同じ症状を持っていて、理解して下さる方が居たら嬉しいです。

今は凄く精神的に辛くて。

果たしてこんな病が薬や治療で治るのか、毎日悩みながら今は生きています。