梅雨明けが待ち遠しいシーズンですが、案外問題視されていないと思われる案件。それは【分け目】です。パートとも呼ばれ、センターパート・サイドパートなどに使われています。
今回は勿体ぶって全三回に分けてその分け目のよく聞く悩み編・目からウロコ編をフィーチャーしてみようと思います。
第一回の今回は今の時期に特に多い【地肌の日焼け】対策です。
これからのシーズン、海・山・川・フェス・お子さんとお散歩等、外で紫外線に当たることが多いのではないでしょうか。この時期になると美容師さんに地肌焼けてるね、などと声を掛けられたことありませんか?腕や首などが焼けるように地肌も日焼けはするのです。真上から自分の分け目や頭皮を見るって中々ないですよね。この地肌の日焼けですが、放っておくとややこしいことになります。
・分け目がそこ以外で分かれにくくなる
・前髪を作ろうと思ったら分け目が消えなくて分かれてしまう
・少し分け目を変えたらそこが白くて気になる等々…
では早速ですがその解消方法をお伝えします。まずは普段の分け目 ↓
気にしないで普通にしているとこのように見えるのです。が、それを例えばこのようにするとどう見えるでしょう? ↓
だいぶ分け目がボケますね!では何が違うのかと言うとただジグザグに分けただけなんです。なんとなくいつも通りに分けてしまうのではなく、コームなどを使ってジグザグに分けてあげるだけでこんなに自然に見えるようになります。いつも何気なく分けている分け目で生活しているとそこだけが日焼けしてしまい、そこからしか分かれなくなってしまうのです。そうならないためにもジグザグパートはオススメです!
そしてもう一つ。自然な分け目に必要なのがドライヤーの使い方なのです。
良く自然乾燥とか言いますが、僕は自然乾燥には二通りの意味があると思っています。一つ目はドライヤーを使わず自然に乾かした状態。二つ目は髪の持つ自然な状態に乾いてしまった状態です。
前者はいいとして後者を詳しく説明すると、シャンプー後にタオルドライのまま放置してしまい、自分の持つ髪のクセやつむじ・分け目がそのまま出てしまっている状態もそのように呼びます。これが実は厄介の元凶なのです!
前髪やトップのぺったんこなどはそのまま放置してしてしまうと強烈に跡がついてしまうのです。その後で必死にドライヤーやブラシを使って直そうとしてもかなり大変な作業になってしまいます。自分のブローの腕が悪いのかな?と思っている方も多いと思うのですが、案外そうでもなく、シャンプー後のたったひと手間で解消される問題だったりするのです。
まずシャンプー後はなるべく放置せずに保湿の為に洗い流さないオイル系のトリートメントをしっかり擦り込み(決してたっぷりではありません)、まずはいつもの分け目ではないところでぐしゃぐしゃとラフに乾かし始めます。右から分かれる方は左から、左から分かれる方は右から、なるべく素早くトップから乾かしてみましょう。その後でやっとバックやサイドを乾かします。
その時の注意点ですが、髪を乾かすというよりは地肌を乾かすイメージで風を当てるようにします。するといつもより若干乾くのも早くなるのです。そしてドライヤーの位置もあまり近づけなくても大丈夫です。髪を乾かすには少しの熱とたくさんの風が必要になります。逆に髪にクセ付け(カールやストレートにする)をする場合には風よりも熱を必要とします。
では次回は自然な分け目にするために必要なジグザグパートの取り方をレクチャーしてみたいと思います。ご期待ください!