多くの人が「成功」を望んでいると思う。
経営者として、プロフェッショナルとして、NPOの主宰者として、何かを成し遂げたいと望んでいるはずだ。
成功には才能が重要であるわけだが、、それよりもずっと大事なことは「成長のチャンスをものにする」ってことだと思う。
勘違いしないでほしいのは、「成功のチャンス」ではなく「成長のチャンス」が大事ってこと。
大雑把に言うと、成功するためには次のような道筋が必要である。
まず成長のチャンスをものにして、確実に成長することだ。それも一度や二度では話にならない。何度も新たな成長のチャンスをものにして成長し続けることが重要である。
そして、成長を繰り返してる間に、社会にとって必要なのに、難しすぎて誰もチャレンジしないような領域を探しておく必要がある。
そのような領域を見つけたり、誰かが見つけて、どう実現すべきか悩んでいるのに直面したりする時が必ず来る。
何度も成長のチャンスをつかんで成長してきたあなたなら、困難な問題でも、解決できる可能性はある。
これが成功のチャンスというものなのだね。
そもそも〝成功〟のチャンスを発見しても、十分な〝成長〟を経験していない人には、単なる「不可能領域」にしか見えない。
だから多くの人は「チャンスがない」と嘆くのです。
さらに言えば、多くの人は成功のチャンスを「誰も思いつかないようなことを偶然思いつくこと」だと思っているが、そのような奇跡の起こる確率は、「白馬に乗った王子様が迎えに来る」よりも低いと思う。