【4月19日(火)】千葉ロッテ-E埼玉西武(QVCマリンフィールド) | 嶽正義 チバを盛り上げる!
【編集前記】

今シーズン初となるプロ野球を観戦しにQVCマリンフィールドへ。
と言ってもイースタン・リーグの公式戦ですけどね^^;

私は一軍の試合も好きですが、二軍の試合も同じくらい好きだったりします。
しかもQVCマリンフィールドで開催されるイースタン・リーグは最高!
全席自由席なので、普段はあまり座れない前の方の席にも座ることができます。
今シーズンはあと3試合、同球場で開催予定です。
(※5月6日(金)、5月31日(火)、7月5日(火))
¥500とリーズナブルなお値段でプロ野球の試合を観戦することができます。


また今年からスコアボードが一新。
大きく昨年より非常に見やすくなりました!
これで昨年以上に観戦環境が良くなりましたね。
特に昨日のように晴天下でのデーゲームは正に野球日和。
※その代わり陽射しが厳しくなってきたので、女性の日焼け対策は必至かもしれません
一軍の試合よりも空いているので、伸び伸びと観戦できるのも個人的なお気に入りポイント。
平日にお休みがとれるという方は、一度観戦に訪れてみては如何でしょうか。

◆千葉ロッテ-E埼玉西武(QVCマリンフィールド)


さてここからは試合内容です。
試合結果は4-4の引き分けでした。


マリーンズの先発投手は4年目の36 川満(かわみつ)。
チームに不足している貴重な左腕投手です。
ここでアピールできれば、初の一軍マウンドも見えてきます。

その川満ですが、5回を投げて被安打3、奪三振4、与四死球5、失点4、自責点2でした。
今年の防御率2.41(19日現在)が示すとおり、昨年よりも良くなった印象を受けました。
チームとしても期待しているからこそ、3月29日より先発のマウンドに立てているのでしょう。
しかし課題は制球力ですね。

昨日の試合でも5回を投げて与えた四死球の数は「5」でした。
四死球は安打と同じです。
相手が埼玉西武の二軍だから自責点も2で済みました。
これが一軍の主力選手が相手であったらKOされていても全く不思議ではありません。

個人的な印象としては、良い球と悪い球がハッキリとしている感じですね。
悪い時は高めに抜けたり、変化球がすっぽ抜けたりしてバラツキが目立ちます。
また球速表示もMAX142㌔でしたから、相手打者からあまり空振りをとれません。
悪い時の18 藤岡のようにフルカウントが多く、球数がどうしても増えてしまいます。
5回を投げて98球は、球数的にも多いです。

あと投手陣で気になったのは15 関谷、20 東條の新人2人と14 大谷。
関谷は開幕から状態があまり上がってきませんね・・・。
昨日も1回を投げて被安打2、奪三振1、与四死球0、失点・自責点は0でした。
失点が0だったのは、65 加藤のホームへの返球が良かったから。
今年からルールも変わったので、捕手のポジショニングにも注目していました。
加藤の返球が大きく逸れていたら、失点するところ。
関谷はドラフト2位と、即戦力としての期待が大きかった投手。
ちょっと現状の状態の悪さが気になります。


逆に良く感じたのはドラフト4位の東條。
こちらも即戦力としての期待がかかります。
昨日は1回を投げて被安打0、奪三振2、与四死球0、失点・自責点は0でした。
やや腕を下げたスリークォーター気味のフォームから勢いのあるボールを投げていました。
二軍とはいえ、埼玉西武の中軸以降を完璧に抑えたのは好印象。
現状ではリリーフの方が良さそうですが、この内容が続けば一軍でも面白いでしょう。
東條が今年の新人では一番早く一軍に昇格するかもしれません。

最後に大谷。
大谷ははっきり言って二軍では格が違いますね。
3月26日に痛めた腰の「腰椎椎間板症」もほぼ完治したと見て良いでしょう。
今週末か来週には一軍に昇格できるでしょう。
こちらも朗報です。

打者の方では13 平沢と17 ナバーロに注目して見ていました。
この二人は加藤とあわせてフル出場。
もしかしたら一軍でも二遊間でコンビを組むかもしれない二人。
打撃はもちろんですが、守備の方も注目していました。


残念ながら二選手共に昨日はノーヒット。
ですが守備機会は無難にこなせていたと思います。
ただナバーロに関しては、昨年までいたクルーズとの比較になってしまうんですよね。
打撃はナバーロの方が良さそうですが、守備に関してはクルーズの方が上。
動きを見ていると、二塁よりも三塁の方が向いているかもしれません。


平沢に関しては『英才教育』真っ直中といった感じ。
二軍の首脳陣が手塩にかけて育てている最中という印象を受けました。
このまま順調にいけば、夏頃には一軍デビューしているかもしれませんね。

以上、個人的な観戦記でした。