相当なレベルのコピーバンドでも、このアルバムから取り上げる割合は、他と比べるとかなり低くく、全30曲中11.2曲ぐらいだと思いますし。
濃厚な割に極端に短い曲や、抜群の取っ付き難くさを誇る曲、無視出来ない厄介な曲続き等。世間的有名曲の駒も少ないので演奏しても熱い反応は期待薄、従って敬遠しがちな訳です。
僕が十代の頃このアルバムに出会った時の印象は、グイグイの引力は興味深いが、2・3度聴いたら殆ど飛ばしてたRevolution No.9の八分間♪も含め、コピーの方には気持ちがちっとも動きませんでした。
必要に迫られてこの“WHITE ALBUM”から初めてコピーしたのは今から四十一・二年前?財津和夫の呼びかけで集まったビートルズのコピーを前提としたバンド【傷心楽団】(名の由来は Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band から)の活動が始まった頃でした。
選ばれた曲はこの前衛・衝撃ホップアルバムの中でもかなり控え目な“The Continuing Story Of Bungalow Bill”でした。その他のレパートリーに有名曲もありましたが、とにかく組みし易い曲優先の選曲。
然るに今思うとかなり斬新♪
初め福岡KBC九州朝日放送のラジオ番組[歌え若者]での収録が活動のメインでしたが、少しずつ幅が広がって行った覚えがあります。
そしてそのメンバー全員が後のTULIPとなりました。
しかしこんな長い時を経てまさか、全曲制覇を大手を振って成し遂げる任務に携われるとは、有り難き幸せな事なのです☆
しかもリマスター盤の登場も刺激となり、益々ビートルズ文化の裾野が広がり聴き手の人達の理解度が増して来た現在を考えれば、このアルバムの素晴らしさを改めて伝えるにはとても良い機会だとも思えます。
~がっ、ビートルズ関連の仕事に携わって今回ほど厄介なイベントは初めて♪実は今、のた打っておるのが現状です♪<br />何しろアルバム二枚30曲、初めて触る曲が三分の一もあるのです。しかも過去実演したはずの曲の経験値も低く、改めて解読から始める必要があるモノありで、ゴールはかなりの霞な感じ♪
到達する為の道のりさえも日夜模索中の段階で、正念場はこれから。
出来上がりのステージを客席から見る方を選択♪な!
まだ他人事にしたい今日この頃の心境な訳です。
まさとし
