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太陽系はあなたの身体内部に存在しているのだ。タルコフスキー監督の映画《惑星ソラリス》は金星そのものと言ってもいいほどだが、多くの人々は、物理学者はもちろん、自称霊能者や成りすま師超高次元の使者も天体を物質として、巨大な鉱物の集積としか見ていない。
(続く)
《金星訪問記…惑星を転生する250215NO3》
プレアデス宇宙ではまさしくその通りだ。金星も火星も鉱物の塊、そして他にガスの塊の天体があるとされている。その外側には無数の岩塊と塵が飛び回り、太陽系全体は淡いガスに囲まれている。そしてその果てには?
プレアデスの科学が太陽系外へと飛び立つことはない。そこから先は劉慈欣が言うところの暗黒森林が広がっているのだ。プレアデスの科学、物質の科学は、光速の壁は超えられない。宇宙人はその彼方からやってくると思い込んでいるのだ。
彼らの訪問を待つしか能がないのがプレアデス流だ。その彼らはいったいどんな方法でここにやって来れるというのだろうか?プレアデス宇宙は暗黒森林だ。何処まで行ってもその暗い森が続くと考えられている。
光の壁を超えられない。これがプレアデスの科学、物質科学の限界なのだ。太陽系外からやってくるのは、たまたまふらっと訪れる彷徨える岩鬼と素粒子による情報だけ。かつての天文学である占星術には、現代のスピリチュアル的な観点から見ると非常に興味深い記述があるのだが。
なぜか占星術の研究家もそこには注目しない。彼らも物質主義にのめり込み、魂の世界を忘れているのかもしれない。あらゆる迷信が排除されつつある現代においても、人々は星とともに生きている。
それを意識するのは、星占いにはまった時だけかもしれないが、人は星とともに存在し、星とともにこの世から消えていく。人はオリオンからシリウスを通過し、このプレアデス宇宙に降下するのだ。
プレアデス世界にとどまる限り、人の一生は星の動きによって支配される。そうされることを望んでいるからなのだ。そのような人々が地球というプレアデス次元を創造している。占星術や魔術は時の王によって、支配の道具として利用されてきたのだ。
それをよく知っている人々は、幸せを破壊する者を本能的に遠ざけてきた。しかし時の王の正体は知らない。それは見えない存在だ。科学も同じように、あるいはそれ以上に繁栄と幸福、豊かな世界を望む人々に夢を見せてきたのだが。
それはしかしますますプレアデスの暗黒の反映を映し出してしまった。魔術と科学は互いに歩み寄らなければならない。それがアセンションの要なのだ。太陽系での人間の進化成長は木星から始まり、火星、地球、金星、そして水星へと向けて行われる。
それぞれの惑星は今も人類の現実を《過去、現代、未来》として投影している。しかしそれ以外に実際に各惑星を通して進化発展していくという魂の流れがあるのだ。これは惑星規模で行われている転生だ。
(続く)
マサト