ジョニー・デップ主演『ローン・レンジャー』を鑑賞。
個人的に、あんまり西部劇には触手が伸びないのですが、
しかもパイレーツオブなんやらのコンビでディズニー。
ますます興味が持てないわけですが、蓋を開けてみたら面白かったです!
まず、原作のラジオ・ドラマの力も大きいとは思うのですが、
ぜんぜんディズニーらしからぬ作風で、ダークで、人がばんばん死んで、
コミカルでありながらも泥臭くて野蛮で埃っぽい
リベンジ西部劇に昇華されていて、しかも2時間半という長尺。
クライマックスの、並行して暴走する二台の汽車を舞台にした
アクロバティックでクレバーな大活劇の豊富なアイディアと
リズムも大変心地良く圧巻で、
ジェリー・ブラッカイマーらしいハリウッド大作としての
一大エンターテインメント性を大いに発揮していて感心しました。
今作で、ネイティヴ・アメリカンのトントを演じたジョニー・デップは、
そもそもチェロキー族の血を引いており、
過去にも自身の監督作『ブレイヴ』でネイティヴ・アメリカンを題材にしてましたが、
ここでも自身のルーツに再び向かい合ったということですね。
今年のサマームービーは本当に良作ぞろいだなあ、と改めて痛感しましたです。
シカゴで9月に開催されるパンク・フェス「ライオット・フェス」に、
まさかの復活を果たしたリプレイスメンツに続いて、
ピクシーズの参戦も決定!あとジョーン・ジェットも!
なんだこの豪華すぎるラインナップは!
ちなみに、友人バンドのPEELANDER-Zも参加します!