ループ君が、好きだったお菓子を、夜中にひとり頬張っているお母さんを、きみは、はあ、って、ため息吐くのだろうか。君のいない日常は、ただ、繰り返しのなかで、そう、リフレインしている。でも、君は、その、ループのなかにいない。