【Bunnmei blog】

 

「1ドル300円になれば、あっという間に経済回復」by 安倍晋三。

 

アベノミクスと言う政策が、円安政策でしかなかったことが改めて明確になりました。円安政策とは労働力の安売りにほかなりません。労働力を実質よりも低く評価させ、その分海外では「安い割に良い製品」と見かけさせることができます。

 

つまり、中小企業も含めた国内産業を考慮に入れることのない、輸出大企業、例えばトヨタなどの自動車産業の為にする偏った政策でした。その政策は現在まで実質的に継続されています。しかも今や円安は制御不能なぐらい深刻化しています。

 

異次元の金融大緩和。黒田総裁はそのために金利下げ、国債爆買いを続けたわけです。輸出産業に一定の利益配分は降ったも、労働者庶民は実質所得の低下は日々明らかです。「物価と賃金の好循環」などは真っ赤なウソです。(了)

 

安倍・元首相、「1ドル300円になれば、あっという間に経済回復」?

なのに円安、値上げ地獄で2年前の発言に批判殺到

:中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp)

4月末に一時1ドル=160円を記録するなど歴史的な円安が進行する中、アベノミクスを主導した安倍晋三元首相による「1ドル300円になれば、あっという間に経済回復」という2年前の発言に批判の声が高まっている。

笑顔を見せる首相時代の安倍氏(2020年撮影)

笑顔を見せる首相時代の安倍氏(2020年撮影)


 この発言は、4月25日にBS-TBSの番組「報道1930」で報じられた。2022年4月に開かれた自民党の会合「財政政策検討本部」で、安倍元首相が「雇用が増えたのは円安効果なのは間違いない。円が300円になったらトヨタの車が3分の1で売れる。日本の製品の価格が3分の1になる。日本への旅行費も3分の1になる。そうすればあっという間に(経済は)回復していくという考えはどうか」と発言していたことがフリップで紹介された。

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