Stage Judo Madrid 2022🇪🇸(柔道教室)に参加しました。私が現役時代、同じ階級でよく練習をしていた戦友に招待され、柔道教室ができたことを嬉しく思います。

この柔道教室でなにより不安だったのが、英語で全部説明しなくてはいけないということです。聞くのは少しずつ慣れてきましたが、自分の言葉で説明するのはまだまだ難しいと思っていました。ですが、1時間の8セッションを全て英語で説明し、技術だけでなく自分の柔道や生い立ちについても英語で説明しました。こんなにもたくさん英語で説明したことがなかったので、とても疲れましたが少し自信にもなりました。

それともう一つ気付いたことがありました。イギリスは母国語がEnglishであるため、イギリス人同士で話すと速くて全く理解できません。だから私はいつも全然上達しないな!いつになったら会話に入れるのかなと思っていました。でもスペイン人と話したら普通に会話ができました。スペイン人には母国語のスペイン語があり、第二外国語としてEnglishがあります。私たち日本人と一緒なのです。それに気付くと心が少し楽になったのを覚えています。もちろん目指すところはイギリス人のプロフェッショナルな英語ですが、できないのではなくちゃんと上達しているのだと感じることができました。これに気付けたことはとても嬉しかったですし、また頑張ろうと思うことができました。


こちらに来てとても良い経験ができています。とても充実しているのであっという間にときが流れていきます。私の子供達も学校と幼稚園にそれぞれ通い、泣きながら言葉の壁と戦っています。私だけでなく、家族で日本ではできない様々な経験をしていることに嬉しさを感じながらこの貴重な時間を大切にしていきたいとも考えています。


今後も英語、指導方法含め、様々な経験に全力でぶつかっていきたいと思います。


私を招待してくれた戦友と。