天職ではなかった自衛隊

「今のお仕事はあなたにとって天職ですか?」

と聞かれたら


「はい!」と答えられる方はどれほどいるので

しょうか…


僕はとても「はい」とは言えません。


高校を卒業し自衛隊に入隊、中途退職すること

なく自衛隊一筋で定年まで勤めました。


でも天職だなんて、一度も思った事などありま

せん。


それどころか、何度退めようと思ったことか…


そんな僕が、定年まで勤めたのには理由があり

ます。


なぜ退めなかったか…

それは…

「国防意識を高く持ち、国防一筋35年…」

な〜んて、言いたい気持ちも多少はあるけど…


ゴメンなさい🙏


残念ながら僕には、そこまでの国防意識はあり

ませんでした。


ただ単に環境を変えて、新しい職場で新しい事

にチャレンジするのが怖かっただけなのです。


退めたい気持ちはあったけど、チャレンジする

勇気がなくて機を逃した訳なのです。


学生気分の延長で…

当時を思い返すと、つい先月まで高校生だった

者どおしが、入隊と同時に、衣・食・住を共に

して座学や訓練運動と、自衛官になる為の教

育を受けるのです。


高校の延長線のような感じで、部活か何かのス

ポー合宿みたいな気分でいました。


一人前として部隊配属になるまでには、約6ヶ

月間の新隊員教育課程があるのです。


教育は初めての事ばかりで、当時としてはきつ

い事もあったけど、それなりに楽しい事もあり

ました。


辛さも慣れると・・・

そしてやっと部隊に配属されて、一人前の自衛

官として良くも悪くも多くの事を経験しました。


そして段々と、自衛隊の環境に慣れていきます。

良くも悪くも慣れていきます。


訓練や災害派遣の現場では、辛い事も山ほどあ

ります。


そんな渦中にいる時は、


「もう嫌だ!絶対退めてやる!」

と心に決めて乗り切って


風呂に入ってサッパリし、仲間と一緒に一杯や

れば喉元過ぎればなんとやら…


そんな事の繰り返し…


転職は不安と恐怖

そのうちに、今更辞めて何をやる?

辞めたらゼロから出発です。


やりたい仕事も特になし…

なら、今のままが安心だ…


そんなこんなで35年が過ぎ去って

定年むかえ今の仕事についてます。


どんなに長く勤めていても

定年がくれば即クビです!


35年の経験は、

残念ですが多くの事が活かせません。


今からだって遅くない

人生100年時代と言われます。

健康でさえいらられば

今からだってチャンスはあります。


性別も年齢も体力なども関係かくて、やる気一

つで場所も選ばず何処でもできる…


そんなスキルを身につけて、安定収入目指しつ

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しれません。🤭 


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