遠隔操作事件で、警視庁は2月10日
片山祐輔容疑者(30)を逮捕したと発表しました。
同容疑者は容疑を否認してるようです。
容疑を否認してるのに、氏名を公表するんですね。
また、誤認逮捕だったらどうするんでしょう。
ネットで調べると、この片山容疑者は過去にネット上で犯罪予告をして逮捕されています。
2005年10月20日
匿名掲示板2ちゃんねるにおいて、ハンドルネーム「神の代理人」として、仙台市内の小学生を殺害すると書き込み、脅迫容疑で逮捕。
2005年11月1日
上記事件の取調べの中で、エイベックス社員の殺害予告の書き込みも行ったと供述し、強要未遂の疑いで逮捕。
2005年12月5日
エイベックス社長、松浦氏宅の放火予告をしたとして再逮捕。
2006年1月20日
エイベックス社長の松浦氏は「暴力団と深く関わってるのは間違いない」と書き込んだとして、名誉毀損の疑いで追送検。
こうして見ると、ちょっとおかしな人という印象は否めません。
当時の弁護士は「回避性人格障害」を訴えたそうです。
上の4つの事件を見てみると、最初の事件以外はエイベックスへの脅迫です。
どういうことか調べてみました。
発端はこれのようです。
--- のまネコ問題 ---
2003年にルーマニアで「恋のマイアヒ」(邦題)という曲が大ヒットし、瞬く間にヨーロッパ各国でヒットチャート1位になりました。
(後にアメリカでリアーナが原曲に合わせて歌い、その間でT.I(アメリカのラッパー)がラップで歌う「マイアヒ・ライフ」がビルボードの1位を獲得。)
日本では、2004年10月頃に、2ちゃんねる内でこの曲の空耳を元にしたFlashムービーが作られ、話題になりました。
これは2ちゃんねるに出てくるAAキャラクター(アスキー・アート)が空耳に合わせて楽しそうに踊る内容です。
これに目を付けた「エイベックス」が、内容を修正しオフィシャルPVとして採用してしまいました。
当初はさほど問題にならず、2ちゃんねらーも 「モナーも有名になったもんだ」 くらいの認識でした。
ところが、
2005年9月1日、エイベックスの子会社エイベックスネットワークがこのキャラクターを「のまネコ」とし商用キャラクターを作成、著作権表示を始めました。
この行為が 「長年、2ちゃんねるの共有財産として愛されてきた”モナー”を私物化し、金儲けをしている」と、2ちゃんねらーの逆鱗に触れました。
さらに、エイベックス側のPV作者が「空耳の歌詞は自分が考案した」と発言したことで、「もともとは2ちゃんねるで作られた」と、火に油をそそぐ事になりました。
※のちにエイベックスは商標登録を断念してます。
この一連の流れの中で、片山祐輔容疑者はエイベックス関連への犯罪予告を書き込んだと言う事です。
ただその前に、小学生殺害予告をしてますので、本人にそれなりの素地があったんでしょう。
それにしても、遠隔操作ウィルスを作るほどの能力があるなら、もっと他に出来たでしょうに。
