CPAP購入のメリットとデメリット | 睡眠時無呼吸症候群(OSA)奮闘記

睡眠時無呼吸症候群(OSA)奮闘記

数年前に睡眠時無呼吸症候群の重症と診断された会社員のブログです。特に太っているわけではありません。症状が発覚してから試した対処方法、CPAPの使用(保険適用)⇒ 中止 ⇒ 個人購入 までの苦労話、現在の状況など、さまざまなことを赤裸々に綴ります。

最近はだいぶ暑さが和らいできたので、エアコンにあまり頼らずに眠れるようになりましたが、CPAPを装着して寝られる日と寝られない日があり、やはり朝起きたときの気分が違ってきています。

 

私は意を決してCPAPを購入したわけですが、メリットとデメリットがあると考えています。CPAPを購入できるサイトや輸入代行業者のサイトには、通院しCPAPをレンタルすることに対してのメリットが大きく記載されていますが、デメリットも含めて考えてみます。

 

CPAPを購入(個人所有)することのメリット/デメリット

 

メリット

  • 基本的には購入代金以上のコストがかからない
  • 通院の必要がない(通院の時間やコストがかからない)
  • 自身が欲しいCPAPを選択できる(機能面、コスト面を考慮して)

 

デメリット

  • 医師の診療が受けられない
  • 機器のサポートを受けづらい
  • マスクなどの消耗品は別途購入する必要がある

 

私は主に、”通院の必要がない” ことをメリットとして購入しました。金銭面のオトクさは、結局のところ故障のリスクや消耗品の購入などを考慮すると、本当にお得なのかは分かりませんので。

 

上記で記載したデメリットは、通院レンタルでは発生しません。機器のサポートについては、購入形態(販売会社で購入するか、輸入代行業者を通じて購入するかなど)によって変わってくるかもしれませんが、レンタルですと手厚いサポートが受けられるのは強みだと思います。

 

私がCPAPをレンタルしていたときは、機器会社から以下のようなパンフレットをもらっていました。

 

 

これぐらい手厚くサポートしてもらえると安心感があります。

 

 

現状、日本で直接CPAP機器を購入することができませんが、医師の許可が得られるのであれば購入できるようにしてもらいたいです。

 

購入、レンタルどちらもメリット/デメリットがありますので、患者が選択できるようにすれば良いのです。そうすれば、レンタル ⇒ 購入 に変更する睡眠時無呼吸症候群患者が一定数出てくるでしょう。それは日本の医療費削減にもつながるのです。

 

さらに、今までCPAPによる治療をためらっていた方にも、購入という選択肢があることによって、治療をしてみようと動く可能性があります。

 

現状、安全面などの理由により、日本でCPAPが直接購入できないのだと推測しますが、もっと治療の選択肢を広げていただきたいです。