優しかった時の 心取り戻せ 嘘つきと呼ばれていいから
鳥を追いかけて 裸足でかけだす 青く染まっていくよ
「群青」 / スピッツ
青と白がパキッとした色合いに描きたくて
こう、突き抜けるような青と白でいて欲しくて
濁らせたくなくて
あえて使う色数を減らして描きました
数日前、有線で偶々この曲が流れているのを耳にして、イメージが浮かんだので描いてみました
この曲は中学生の時から聴いていたのですが、今回初めてこの曲の気持ちに触れることが出来た気がして…。
今まで歌詞をずっと流し聴きしていましたが、
「優しかった時の 心取り戻せ 嘘つきと呼ばれてもいいから」って…
大きな勇気のいる、決意を歌っている曲だったのだなぁと思いました。
本当は誰でも…優しい人で居たいという気持ちが潜在的にあると思うのですが、この世界って複雑でなかなかそうままならないですし、
逆に斜に構えていたりするほうが上手くいったり、尊敬されることがあると思うんです。
だからそんな世界で改めて「優しさ」を大切に生きたい、と願うと、そうは生きられないと信じている人達から僻まれたり、馬鹿にされたり、攻撃されることもあるよね…と。
その渦から抜け出そうとするのは、勇気が要るし、傷つくこともあって、怖いかもしれません。
なのでこの世界で「優しさ」を生きるのは、はっきり言って苦しいと思います
「波は押し寄せる 終わることもなく でも逃げたりしないと笑える
僕はここにいる それだけで奇跡 しぶきを感じてる」
流れに逆らって優しさを生きようと決意するのは簡単なことではなく、やはり決意後も「波は押し寄せる」のだと思います。
しかしそんな状況の中「でも逃げたりしないと笑える」って言えるのは…
清くてかっこよくて、心が洗われるようで…なんだか応援したい気持ちが湧きました
そんな思いを込めて、青と白を大切にしながら描きました
明け方から夜まで？一日中海で遊んでるっぽいPVなのですが、アンガールズの２人がうさぎの着ぐるみを着て踊っている様子が、シュールでちょっと可愛い（笑）
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