『とべないホタル』の授業 | 数楽者のボヤキ・ツブヤキ・ササヤキ-中学 数学 道徳 Mathematics Puzzles-

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 同じ学年部に所属する同僚の先生から道徳の読み聞かせ資料を紹介してもらい追試してみました。この資料『とべないホタル』は,登場人物(登場虫?)の温かい心に触れさせ,思いやりの心を育てることをねらいとした教材でした。

まず,資料のあらすじをご紹介します。
【資料のあらすじ】
 登場するのは,ホタルと子供たち。ホタルたちがサナギから羽化して飛び立っていく。その中に生まれつき羽が縮んでいて,空を飛べないホタルが1匹いた。周りのホタルたちは,そのホタルのことが気になるが,結局何もできないでいた。

 飛べないホタルは,毎日ネコヤナギの枝に留まって,遠くの景色を眺めるだけの毎日を過ごしていた。

 ある日,いつものようにネコヤナギの上で,景色に見とれていた飛べないホタルに,一人の子供の人影が近づいてきた。生まれつき足がわるく家に閉じこもりきりの兄弟のためにホタルを捕まえようとしているのであった。飛べないホタルは,逃げようにも逃げることができない。子供が手のひらをまるくして今にも捕まえようとしたその瞬間だった。

 1匹のホタルが,空中からわざわざ飛んできて,その子供の手に留まって動かなくなったのである。飛べないホタルの身代わりになって,捕まってくれたのである。

 子供は,足のわるい兄弟のために持って帰るが,結局逃がしてやるのである。今までひとりぼっちだった飛べないホタルは,ほかの仲間たちともに,帰ってくる身代わりホタルを出迎えることができたという話である。


 紙面の関係で,原文をご紹介できないのが残念です。

【授業展開】
 事前に生徒たちにメモ用紙を配布しておきます。そして,資料を6つに分けて,それぞれを区切りながら読み聞かせていきます。そして区切りごとに,次の資料の展開を予想させていきます。こういう授業展開の仕方を『再現構成法』というのだそうです。
 
 生徒たちは,自分や級友の予想が当たっているか確かめながら話を聞くので,授業への乗りと集中度がいつもの道徳とは格段に違いました。

【生徒の感想】
『飛べないホタルはひとりぼっちで,仲間がいないのかなと思っていたけど,みんなで生きているんだなあと思いました。ホタルは,羽が無くても,生きていける。飛べないホタルがいたら,普通は,かまわないで逃げてしまうと思っていたが,みんなで話し合って,助け合うなんて,すごい。』

『最初は,羽が未熟だったのはかわいそうだと思った。でも,兄弟たちは,飛べないホタルのためにいろいろ考えていてすごかった。飛べないホタルが人に捕まりそうになったとき,一匹が犠牲になったときは,頼もしかった。普通は捕まるのはイヤなはずなのに,犠牲になったのは,飛べないホタルのことを大切にしているのだと思った。みんなで一生懸命飛べないホタルを守ろうとしているのが分かった。いつかは,飛べないホタルが飛べるようになるといいなあ。』

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