まさむね太郎のまさむね太郎的こころ -3ページ目

11月は音楽三昧

11月も半ばを過ぎ、寒くなって参りました。
みなさん、お元気ですか?

さて、今月は色々と音楽三昧の日々を送っています。
10日は、最近注目している朝倉さやさんのミニライブ。
昨日15日は、仙台市国分町で川村ゆうこさんのライブ。
ゆうこさんとは浅からぬ因縁がありまして、彼女は仙台でライブをするのは2回目。
全て見てるのは小生のみであります。
そして21日は東京ドームでポール・マッカートニーの最終公演。

やはり、音楽は生に限ります。

昨日の川村ゆうこさんのライブは、2ステージだったのですが、
彼女の師匠とも言うべき吉田拓郎さんのナンバーや、浅川マキさんのナンバーの
カバーもありました。
彼女の声は、ややスモーキーな声で、浅川マキさんのナンバーによく合っておりました。

拓郎さんもそろそろライブに復帰されるのでしょうが、大きな全国ツアーは無理なのかもしれません。そういった意味で、彼女が拓郎ナンバーを歌うことはファンにとっては楽しみなのです。

ニューミュージックと言う言葉にもコケが生えた今日この頃、
僕は、これからもともに歩んで行ける、言い換えれば共に歳を重ねて行ける歌手が居ることを幸せだと思います。
川村ゆうこさんのフェースブックはこちらです。

2年Part3

2011年3月12日
朝が来た。
どんな大災害が襲っていようと、太陽は昇る。それだけが、いつもと変わらない。

家内は、ストーブとカセットコンロで飯を炊き、弁当まで作ってくれる。
土曜日だが、緊急事態であり出社しなければならない。
「こんなものしかできませんけれど・・・」家内はそう言う。
心の底から、感謝の気持ちが沸き上る。
「ありがとう」

そうだ、その時ひとつ決心した。
色々と会社でもイライラすることがあるだろう。
でも、ありがとうと言おう。

公共交通機関は止まっている。
息子に車で会社まで送ってもらう。
道すがら、来るかどうかも分からないバスを待つ人がバス停にいる。

崩れかけたビル。
道路も波打っているように感じる。
「井戸あります」
という表示をした民家。
道ばたに発電機をおいて、携帯の充電をさせている家がある。

この日、一番ビックリしたのは地元新聞が配達された事だ。
4ページ、即ち1枚だけなのだが、地元紙としてのプライドを感じた。

これから先、どうなるのだろう。
そんな疑問がわき起こる。

<つづく>

2年Part2

ようやくタクシーで帰宅したのは何時だったのか?
インターホンは停電のため使えない。ドアを叩いた。
窓からは、かそけき灯りが漏れている。
家内が、びっくりしてドアを開ける。会社に泊まって帰宅しないものだと思っていたらしい。

ろうそくを点けて、カセットコンロと土鍋で飯を炊いたらしい。
ファンヒーターのように電源を必要とする暖房は使えない。
昔ながらの石油ストーブが役に立つ。それに、石油ストーブならヤカンを乗せておけばお湯も沸かせる。

キャンプ道具を出して来て、ガスランタンを点ける。
七輪で炭を起こし玄関の三和土に置いてあった。

何日分かの食料はあると言う。ありがたい。

ロウソクは、大きめの鍋の中に移した。
余震で倒れて火事にならないように。

そして寝た。

2011年3月11日は金曜日だった。
明日は、土曜日だが、出社しなければならない。

<続く>