東大理科三類の1年生タムラが、夜に図書館で勉強していたときに出会った、不思議な女性。彼女はいつもサングラスをしたまま物理学の本をすごいスピードで読んでいた。
その彼女(実は彼?)間宮と交流していくうちに、圧倒的な世界観に夢中になっていく。
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作家さんが東大医学部出身なので、きっと東大理三あるあるだと思われる学生同士の会話から始まりましたが、圧倒的な天才の間宮との交流からは、宇宙の創造と真理のお話になっていきました。SFか?
旧約聖書で神が世界を創造したところを物理的に解説していくところが面白かったです。
物理、高校時代はチンプンカンプンでしたけどねー(汗)
科学とスピリチュアル、実は真理は一緒だったり?と思ったりもするので、SF的に楽しめました。
ちょっとだけ恋愛的なエッセンスを感じたのは私だけかしら。