少し前に、

夕張高校の校長先生の

卒業式の祝辞が素晴らしい


動画が流れてきました。



「強い人にならないでください」



この言葉が

とても胸に響きました。



強い人は

優しさを忘れてしまうから


というのが理由だったと思います。



がん患者の支援活動をしていても


「寄り添う心」

が極端に欠けている人を見かけます。



もちろん

がん患者さんの中にもおられます。


でも…

がん患者でも

家族でもないかたが

圧倒的に多い。



※活動している人の中の割合ではなく

寄り添えない人の中での割合です。



こういう人達を見ると

本当に残念で仕方がないのですが


本人たちは

まるで自覚がなくて



「やってあげてる」感が強い。



がん患者が本当に求めている

「肝」の部分ではなく

体裁とか、見てくれとか

そういうものを大事にする傾向が

あるように思います。



この前、

ちらっと、そんな話をしていて


ある方が

「おるおる(居る)、

そんなやつ、どこにでも

ぎょーさんおるねん。


でも、そんなん気にせーへん。」


みたいなことを言ってました。


ちなみに、この方も

どちらでもない方。



もちろん

言ってる意味はわかるし

このかたに対して

嫌な感情はないのだけど、



わたしが

患者会を運営する中で

一番大切にしている

「がん患者さんの気持ち」

を無視した行動を取るかたについては


やっぱり、絶対に嫌だと思っている。



こういう人達って

一般的に

多くの人が良いといっていること

が全てなわけで



一般に当てはまらないぐらい

衝撃の体験をした人たちの気持ちって

理解できてないのだと思う。



自分のイメージする

「がん患者像」でしか

考えられないのだと思う。



残念だけど。




ふと、

何人もの人が頭に浮かびました。



あとで思い返してみても

そういう人たちとは

距離を置いて正解だったと思っています。





また、夕張高校の祝辞

リンクを貼りますね。





夏休みに行ったイタリアン

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trattoriaMacco





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