入院初日は、院内の説明等があり

後で、主治医のN先生から
骨髄穿刺の検査と、治療の説明が有ると言われます。

荷物の整理も終わって、ゆっくりしていました。


痛い!痛たたっ!!
くっ 苦しい!!

突然、例の胸の痛みが襲ってきます。

声も出ません。ナースコールに
手も届きません。

一番楽な体勢
正座するように座り、そのまま上体を前に倒し
床?(ベッド)におでこを付ける…。
胸に手を当てて、静かに痛みに耐えます。


すると、担当の看護師さんが来ました。
「まさママさん!」

助かった!
と思ったのもつかの間

「あれ?どうしたんやろ…。」

すると、N先生はじめ
数名の医師?スタッフ?がゾロゾロと
病室に入ってきます。

「まさママさん、どうしたん?」

「痛い…」
ほとんど消え入りそうな声です。

「しんどく無いんかな、この体勢。
う~ん、困ったな。この体勢じゃ採れないな…。
どうしましょう、先生。」

何やとぉ~。
そういう問題か!

意識はハッキリしています。


すると、痛みが少し和らぎました。
ごろんと横に転がるように寝ます。

すると、

「あっ、これなら採れるわ~。良かった。
先生お願いします。」


おいおい、それは違うやろ!
人が苦しんでるのに、今するか!!


あっという間に、麻酔が打たれ
検査が終わってしまいました。

胸の痛みが激しかったからか
痛かったのかどうか、覚えていません。

が、骨髄穿刺は、かなり痛みを伴う検査だそうです。

後で聞いたのですが、
N先生は、かなり上手で有名らしく
沢山の医師が来たのは、
N先生の技を見に来ていたそうです。

また、針も最新式の物を使っていて
かなり痛みが軽減されるとか。


とはいえ、私の怒りは治まりません!

少し待ってくれたら、痛みは治まるのに
何故待ってくれないんだ!

普通 無理矢理、検査するか?


「怒り」の時期も重なって、
その時の私は、尋常でない「怒り」の塊だったと思います。





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