私が
「がん」かもしれない。

と話をしたとき、とても、辛いと感じた反応を
2人の方からされます。


1人目は、とても軽~く
「えぇ~、違うんじゃない?うん、違う!違う!
顔色も良いし、絶対違うって!!」
と言った近所の方です。

多分、彼女は期待を持たせようと
言ってくれたのだと思います。

何度も、そう思おうとしました。
でも、すごく嫌でした。

引越して間が無かったから、
十分な信頼関係が無かったからかもしれません。

とはいえ、その言葉はとても軽く
思いやりのカケラも感じられませんでした。

実は、そのご近所さん。
悪性とも良性とも判断つかない腫瘍があって、
数年前に手術した事が有ると言うのです。

なのに、何故この人は分からないのだろう。
「(腫瘍の件は)家族以外の人に初めて話した。」
という程、苦しんでいた とも言っているのに。


2人目は、鼻で笑った人です。
まるで「何バカな事言ってるの?」
「大袈裟ね~。」と言っているかのような表情です。


お二人にも、何か思いが有ったとは思います。
いや、思いたい…。

でも、表情や仕草 言葉
そして、信頼関係…。
全てを総合して、
やっぱり、辛かったです。


かといって、治療中に久々に会った幼稚園のママ友に
病名を聞かれて、答えたら
ほとんどお話したことの無かったのにもかかわらず

みるみるうちに、目にいっぱい涙を溜めて
必死でこらえてるのを見て…。

これまた、複雑な心境になりました。
「ドン引きされちゃった…。どうしょう。
あんまり、言わない方が良いかな…。
迷惑かけちゃったかな?」


じゃあ、どう反応すれば良いんだ!

全くその通りです。
模範解答なんてありません。

本人のキャラも有るし、
お互いの関係性も大きく関わってくるし。

同じ人でも、病気を受け入れている状態か(受容)
まだまだ、もがき苦しんでいる時か(否認・怒り・抗うつ・取引)。
(これが一番重要かも。)


1つだけお願いするとすれば
その方の話を、よく聞いてあげてください。

その人が、今どんな心理状態で
何を求めているのか。

出来たら、その後でコメントしてあげてください。

上手い言葉は要りません。
別に、絶句 でも良いんです。
心が伝われば。

心配してるよ。

それだけ伝われば良いんです。


孤独感

これも結構辛いのです。







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