急に、外泊許可が下り
拍子抜けして実家に帰ります。

そんな事(ムスコの誕生日)ぐらいで
帰らせてもらえるとは、
全く予想していなかったからです。

もしかして、コノ検査楽勝ちゃうん?

甘かった!

先生は、ものすご~~く
気を遣ってくれていたようです。

その好意に気がつかないなんて
思考回路がぶっ壊れてるとしか
言いようがありません。
 
反省。


検査は、まず喉に麻酔をかけるところから
始まります。

あまり詳しく覚えていませんが
さほど苦しくは無いけど
気持ちの良いものでも無かったような…。

霧状の麻酔薬を吸い込むんだったかな?

問題はここからです。

細長いロープのような機械を
口から気管支に入れます。

もちろん、奥深くです。
ずーっと、ずーっと、そのまた奥です。

もちろん、麻酔は効いています。
多分ね。

でも、痛くないハズありません。
物凄く痛いです。
苦しいです。
吐きそうです。

だけど!咳もできません。

「苦しかったら、手を上げてくださいね~。」
と、看護師さん。

普段なら、ぜ~~~ったい
手を上げたりなんかしません。

でも、もう限界です。


先生!一旦止めて!
お願い!!!


上げた、その手は
看護師さんに、そっと
そして優しく握られました。

先生の手は、緩まる事はなく
ぐいぐい奥まで機械が入ってきます。







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