この時期の中学3年生に向けた英語の勉強法の一例を紹介しましょう。


入試が近づいてきたこの時期、文法の勉強と同時並行で長文読解の勉強を始めなくてはならないと悩んでいる生徒も多いはず。


一つ質問させてください。
英単語はどのくらい覚えていますか?


上位校受験生は英単語の心配をしていませんが、意外と多いのは偏差値50以下の高校を受験する生徒で英単語を全く覚えていないという生徒です。
この時期までくると「英単語を覚えましょう」と称して塾で毎回英単語の小テストを行うのも無駄です。ここで私が推奨する方法は、そういった生徒に対しては長文を解かせるということです。

「英単語を覚えてない生徒が長文を解けるわけないでしょ」と考える先生もいらっしゃるのではないでしょうか。こんなことを言う先生は全員が生徒のレベルを全く理解しようとしていない先生です。レベルの高い生徒には入試を解く手順で長文読解を解かせれば問題ないですが、
レベルの低い生徒には1つ長文とその全訳を渡しておき、分からない単語を調べて"単語・品詞・意味"をノートにメモをしつつ、英文のすぐ下にその和訳を書き込ませるのです(全訳を丸写しするのではなく自力で)。

生徒のレベルに合わせて授業することを心がけましょう。


受験生、またはその保護者の方、今の時期からは英語はこういった勉強法をおススメしますので是非試してみてください。