股引(ももひき)、ぱっち、レギンスの違いとは?オジさん感無く履けるアイテムは? | オーダースーツ屋 「スーツ・スタイリスト」春貴政享のブログ(できる男のスーツスタイル)東京 南青山・福井

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昨日、足元から冷気が入ってきて寒いので長い靴下を履かないと行けないと書きました。

その際に私はまだチャレンジしていませんが先輩が股引(ももひき)なのかぱっちを履いていると言うことも書かせて頂いてから、そもそも股引とぱっちの違いは?

それにレギンスは?

などと疑問に思ってきました。

 

その違いが分からないのでWikipediaで調べてみると・・・

 

股引ももひき、またびき、またひき)は日本の伝統的ボトムスであり、下着としても使われた。腰から踝まで、やや密着して覆う形のズボン型。腰の部分は紐で締めるようになっている。安土桃山時代にポルトガルから伝わったカルサオと呼ばれる衣服が原形とされる。

(Wikipedia)

 

(Wikipedia)

 

なるほど!

では「ぱっち」は?

 

ぱっちは、腰から足首までを覆う男性用下着。
ズボン型の衣服は、18世紀には日本に定着していたと見られ、上方では丈の長いものを「ぱっち」、短いものを「股引」と呼んでいた。宝暦ごろから江戸でも流行し始め、木綿製を「股引」、絹製を「ぱっち」と呼んで区別した。当初のぱっちは必ずしも下着ではなかったが、現代では主に関西で、ズボンの下、トランクスやブリーフの上にはく、木綿製または羊毛製のものを指して「ぱっち」と言う。

(Wikipedia)

 

これを見ると、元々ぱっちの方が長いタイプだったみたいですね。

この時代にスラックスの下などに履くのをぱっちという表現の方が良いのかもしれません。

 

ではレギンスはどうなのか。

レギンスはスパッツと同様に足首までぴったりとカバーするボトムスでアウターウエアとして使用するものという感じですよね。

最近ではスポーツの時に使用するものという感覚があります。

ですが・・・

 

本来のレギンスとは、西洋型の脚絆で、面積のある布または軟革をバックルまたはボタンで固定するものである。世界の陸軍の装備としては第二次世界大戦頃までは巻脚絆と共に双璧をなしていた。現在は基本的に儀礼的な軍装としてのみ形を残している。脛全体ではなく、踝辺りのみを巻く小振りのレギンスは短ゲートル(半脚絆)と言われる。また、硬革の脛当てである革脚絆は、主に長靴の代わりとして用いられた。その形状から近くは幼児用の防寒パンツの名称に使われており、この呼称が女性ファッションのレギンスに流用された。
スパッツという言葉が日本語への導入時に誤用され、まったく異なるものを指すようになった。同様にレギンスも日本語ではスパッツと同義とされている。スパッツも本来は、19世紀から20世紀初頭に流行したゲートルを指す言葉である。

(Wikipedia)

 

そういえば、昔何かでレギンスという言葉を聞いていましたが脚の脛を守るもののような気がしていました。

 

まとめると、寒さをしのぐためにスラックスの下に履くのは「ぱっち」ということの表現で良いみたいですね。

下着と同じ様な感覚なので普段は見えませんが、どうせならばオシャレな「ぱっち」を履きたいですね。

 

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