ファッションを楽しむ事で育まれる人間の感性/センスで差が付く人としてのレベル | オーダースーツ屋 「スーツ・スタイリスト」春貴政享のブログ(できる男のスーツスタイル)東京 南青山・福井

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不要な外出を控える、なるべく接触する人を減らす・・・

外出の際もマスクは当然として、手洗い、殺菌などを意識しなければいけないという世界的な問題が生まれています。

 

そうなると当然ながら、オシャレをする機会が減る。

ファッションを意識してオシャレをすることで、季節感や時代の流行や自分の好きな色合いなどを意識することが出来て、それが自分自身の中で満足という快楽を作り上げるのだと思います。

 

それが人間としての感性を高めることになると思っています。

 

 

普段から、何も意識せずにファッションをコーディネイトしている人は意味不明かも知れませんがこのような意識が大切なんです。

自分自身のファッションに意識を持ててセンスを出せることで、様々なことでもセンスが発揮される事が多いのです。

センスは元々持っているものでは無く身についてくると思っています。

 

そのためにはまず自分自身のファッションを意識してみる。

普段とは違うコーディネイト、いつもとは違うアイテムをチョイスして組合せどのようなスタイルのなるのかを作り上げていくということを数多く楽しむ事でセンスが磨かれてきます。

 

しかし、何でも「度を過ぎる」を良くないので、自分自身のファッションが周りにどのように映っているのも確認することも大切です。

 

そうしながらセンスを磨いていきたいのですが、外出しない、人と会わさないのでは、ある意味ファッションは何でも良くなります。

しかもビジュアルを意識する人にとってマスクスタイルもあまり気に入らないと思いますし、女性であれば化粧が崩れる原因にもなります。

なので、この時期がどれだけ続くのか不明ですがこのまま人との接触が少なくなるとファッションセンスが低下するのではないかと心配です。

 

昔、修業時代にあるオーダースーツ屋の社長が言っていましたが「スーツだから売れるような会社ではなく、世の中が宇宙服(防護服)ファッションになっても売れる会社を作る」と言ったのを思い出します。

もしかするとこれまでのファッションの概念を大きく変えたスタイルのファッションが登場するかも知れませんね。

映画の世界のように。

 

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