ソネット「消えたランボー」 | 新サスケと短歌と詩

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短歌と詩を公開します。

 6月4日(月曜日)に、同人詩誌「青魚」No.88が届きました。僕はソネット4編を載せてもらいました。

 1日1編ずつ、紹介します。

 

  消えたランボー

 

詩人が忽然と

消えることはあるだろうか

方言詩の達人

こぐま星座さんが消えた

 

わが「群青」を辞めて

同人誌は解体

「詩集ふくい」に載らない

他の詩誌には居ないだろう

 

僕が詩誌「螺旋」の

ランボーと称揚

ある人は福井の

 

宮沢賢治と称した

いま冷凍倉庫で働いて

ランボーのように稼いでいるのか

 

写真ACより、「楽器」のイラスト1枚。