11月度・未発表歌(5) 昨日に続き、その(5)5首をアップします。 この歌は詠草用紙に収まらず出詠ならねど残す法あり 一顆すら実らぬこの木あはれなり花梨といへる佳き名を持てど 二階より窓を開きて見おろせば山茶花のはなすでに咲きそむ 契約の通信量の半分を越えしとメールありぬ控へむ 貧閑に慣れて愚かし足の指鳴らせることは特技の一つ