詩「幕」 | 新サスケと短歌と詩

新サスケと短歌と詩

短歌と詩を公開します。

同人詩誌「螺旋」の旧作を辿っているが、こぐま星座さんは方言詩へ行きかけて、詩集「なんなはん」に収める作品が多くなり、僕も第1詩集「みだれた足跡」(このブログのテーマにあり)に収める作品が、多くなっているようだ。


  幕

    新サスケ


子が眠ったようだ

ようやく私は 腹の力をゆるめる


叱られて 日記を

数日分 書いた子


天井板と壁の飾り砂

うす明りに 眺めながら


今日一日の幕が降りる