新サスケ「待ち合わせ」僕の第1詩集「みだれた足跡」より、次の作品を紹介する。 待ち合わせ 新サスケ 車を停める オロナミンCを自販機で買う 今夜の予定とは関係なし 戻ってシートをたおす 白銀の三日月がうかんでいる 私は耐ええない 手を組んで うしろへ ひたいへ ――レストランの看板の灯がきれいだ コウモリが一羽 河をこえて去った いつか三日月は金の翼