やっぱり、もう、いい | 元気な障害者

元気な障害者

2004年発症。当初はうつ病の診断。転院を繰り返し、発症から10年目で初めて双極性障害という言葉を知りました。休職、復職後、2016年3月に定年退職。2017年7月から障害者枠のパート勤務。
2024年には顔面神経麻痺を発症。苦しんでいます。

最近、症状が回復して、調子がいい、なんて言ってるけど、やっぱりもういいかな。

 

ひどく落ち込むことはなくなった。

あれほど毎日悩まされた頭重感もなくなった。

ときどきではあるけど、不安がなく、安心できる時間を持つこともできている。

でも、それも一時的なもの。

すぐにまた不安に駆られる。

どうにもならない不安感に襲われる。

いったいなんなんだろう、これは。

 

安らぎが欲しい。

 

生きている限り、それはないと思う。

 

67歳。

もう、十分生きた。

やりたいこともやった。

人一倍、貴重な経験をたくさんした。

これでいい。

これ以上のことを求めるのは贅沢というものだ。

 

一時的ではなく、いつも安心させてくれる人が欲しい。

人。

そう、人が欲しい。

人の心が欲しい。

私を安心させてくれる人の心が。

私を安心させることができるのは人の心だけ。

私を大切に思い、大切にしてくれる人。

 

そんな人がいるわけはない。

そんな人が現れるわけはない。

 

だから、もういい。

もう、いい。