ミラー

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  まだまだ撮影中なんだけど、撮影も後半になってきて。

一緒に今回の役の旅をしてくれていたT氏が、もう君に心配はないからヨーロッパにいくので時間は取らないよ、と。一人稽古場。

あれ、こういう時はどう試みてみるんだっったけ?どうやって新しい事に気が付いていくんだったっけ?と、一人になって、ちょっとしょんぼり。

もちろん、一人で地道にやる練習こそ、それしか無いのだ。

あ、こんなこともやってみよう、あんなこともやってみよう、っていうのは、誰もいないところで恥もかきようが無い所でこそ、ねちねち出来るのであって。

 

 演技のエクササイズで「ミラー」っていう遊びがあっって。二人一組で向かい合って、片方がリードして片方が真似るんだけど、お互いが息を合わせてぴったり鏡のように同じ動きになるように動く。リードするほうも、遊びつつ、相手が動ける範囲のスピードで動く。

おばあちゃんのラジオ体操、みたいなのでも10分くらいやると、もう集中しているから、血行も良くなって結構チュー疲れてしまう。

 

「これくらい、相手と絶対コネクトして、一瞬も相手から逃げない、逃さない、っていうつもりで、どんな人とでも受け入れて演技をしてね。」、と。

 

2か月前の私にはどんぴしゃでした。

心配して、『あぁ、この人とは、無理かな、そんなに関われなくても、いいよね、いいかな。』ってなってしまいがちだけど、絶対に相手とコミュニケーションを逃がさない、っていうのが、大事でしょう、と。

 

でも、「ねえねえ、今日、私と通じ合えた?」ってヤボで聞けないところハートブレイク