今日は、先日観た映画『海洋天堂』の配給元である、クレストインターナショナル社へ昨日の御礼と懇談を予て訪問しました。
今日の訪問には、妻と真輝も連れて行きました。

場所は赤坂。
普段、赤坂なんて滅多に行かない家族3人、田舎者が上京したように周りをアチコチ見てウロウロして迷いながら行きました。
妻と真輝は始めに挨拶だけして、その後は赤坂サカスへ遊びに行きました。


クレストインターナショナル社では、渡辺社長と海洋天堂のご担当の方とボクの3人で懇談しました。
具体的な打ち合わせ内容については割愛しますが、内容は主に海洋天堂の映画について打ち合わせしました。

今回、海洋天堂の配給をする関係で、クレストインターナショナル社は様々な障害者団体と連携を取られています。

代表的な場所としては日本発達障害ネットワーク。
今回、この映画のパンフレットにも、日本発達障害ネットワークの副代表であり政策委員長でもある辻井正次先生がコメントをされています。

この映画を少しでも多くの方に観てもらうと、4月3日の世界自閉症啓発デーの一環として、日本発達障害ネットワークが主催となって試写会を行う予定でした。
ただ、今回の震災により、この試写会が中止となってしまいました。
しかし今日確認したところ、日にちを改めてこの試写会に関しては開催することが、具体的に検討されているという事をお聞きしました。


また上映場所については、今まで東京銀座のシネスティッチのみ開催が決定していましたが、本日からオフィシャルホームページで全国各所の映画館で上映されることが告知されています。


具体的な場所については、海洋天堂オフィシャルホームページの「映画館情報」をご覧下さい。
http://kaiyoutendo.com/theater.html


渡辺社長が言われたことは「この映画はより多くの方に是非ともご覧頂きたいということで現在は40館余りの映画館での上映が決定しています。上映場所については随時更新していきます」との事でした。


ボクが言った事は「この映画は発達障害児や自閉症のお子さんを抱える親、特に父親に観て頂きたいと思った映画です」と言いました。
そして「それ以外には自閉症に関係が無い方でも観て欲しい」とも伝えました。


渡辺社長を始め、ご担当者の方と懇談させて頂き感じた事は、クレストインターナショナル社は、ただ単にこの映画を配給して金儲けをしたいという感じではありません。

配給が決定してから、厚生労働省の障害担当の方へ訪問されたり、各種の障害者団体に対して積極的に交流を行い、この映画を1つのツールとして発達障害(自閉症)に対して理解の輪を広げようと色々と努力されています。


その取り組みの中で「Get In Touch チャリティーペアチケット」という物を制作して、この映画の特別ペアチケットを作り、売り上げの中から日本発達障害ネットワークを通じて、東日本大震災の被災地で困っている、自閉症児及び発達障害を持つ人と、その家族のために寄付する運動にも参画しています。


まだ一般公開までは3ヶ月もありますが、少しでもこの映画の良さを伝え、理解の輪を広めたいという思いに関して、ボクも強く賛同しましたので、技術的にお手伝いできる事があったらお手伝いさせて頂くという事をお伝えしました。

今日の打ち合わせで、クレストインターナショナル社からご依頼された事に関しては、前向きに検討してボクもこの映画の素晴らしさを広めるお手伝いをさせて頂きたいと感じました。