さて、ここでは美容室で行うパッチテストの大切さやアレルギー物質の怖さを解説していきたいと思います―
1. 『 パッチテストの決まり事 』
ヘアカラーをする前に必ずやっておかないといけないことがパッチテストです。
パッチテストとは、ヘアカラーの前にする皮膚の耐性のテストのことで、主に1剤の成分に含まれる「パラフェニレンジアミン」に対するアレルギーの可否をテストします。
パッチテストは必ず48時間の間、様子を見るようにしてください。もう大丈夫だからといって、48時間以内に自己判断でヘアカラーを使用するのは絶対にやめましょう。
48時間以内に発疹、かゆみ、水疱やかぶれなど、皮膚の異常を感じた場合にはすぐにテストした部分のテスト剤を洗い流し、ヘアカラーの使用はやめて下さい。
アレルギー体質や敏感肌の方は特にトラブルが起きやすいため、できるだけパラフェニレンジアミン配合のヘアカラー等は避け、
【 ノンジアミンカラー 】での施術を推進しています。
アレルギー症状というものはその時の体調によって左右されますので、たとえ過去に使用した経験があるヘアカラーを使用する場合でも、必ずパッチテストは行います。
2. 『 アレルギー物質 ジアミンの怖さ 』
かゆみ等の原因はヘアカラーに含まれる「ジアミン」という化学物質によるアレルギー反応!!
ヘアカラーの後の頭皮のかぶれやかゆみの一番の原因となるのが染料の中に含まれる「ジアミン系」の化合物です。
パラフェニレンジアミンは酸化剤によって酸化されると黒く発色する特性を持っているため、黒色や暗褐色に染めるのが本来の目的である白髪染めにとっては主成分として無くてはならない成分です。
パラフェニレンジアミンは物質単体としては、【 劇物に指定されているほど毒性が強く 】、アレルギー症状が出た場合には頭皮だけでなく、顔やうなじにもかぶれなどの症状を引き起こします。
放っておくと皮膚炎のみならず、【 まぶたや顔の腫れ、呼吸困難やアナフィラキシーショックなど命にかかわるほどの症状 】に発展する場合もあるほどです。
一度、アレルギー反応が出ると二度と治らない。
さらに悪化する場合も?
症状が出てしまった方の中には「今までヘアカラーでかゆくなったことがなかったのにいきなり症状が出た!」という方も多いです。
人間の身体は、体内に侵入してきた毒性物質(抗原またはアレルゲンとも呼びます)に対して抗体(対抗する物質)を作り異物を排除しようとするのですが、この抗体反応が必要以上に作用した場合に、アレルギーとして反応を起こすと言われています。
白髪染めやヘアカラー(酸化染毛剤)に含まれるジアミン系などの毒素に対して体が対抗しきれなくなって拒否反応を起こしてしまったと考えると分かりやすいと思います。
(※わかりやすく言いますと 花粉症と同じ考え方で、コップに水を入れて溢れ出てしまったらアレルギー反応「皮膚疾患 等」が出てしまうと言う事です(笑))
(※いつアレルギー反応が出るのか誰にも分かりません、そのため毎回パッチテストを実施するのです)
残念なことに一度アレルギー症状が出た場合には二度と治りません。かゆみなどの症状が軽いからと言ってそのまま毛染めを続けると、重篤な症状となってしまう場合があるので大変危険です。
※特に市販で売られているヘアカラー剤でホームカラー(セルフカラー)をされている場合は要注意です。(皮膚疾患の事例が増加しているのです) ではなぜ増加してしまっているのでしょうか!?
記載されている注意事項を守らずに行っていると言う事があります、正しい知識と注意事項を守る事も大切ですね!!
どうでしたかー?ご理解頂けましたでしょうか!?
アル・アリーではアレルギーの怖さを実感し、あなたへ、安心・安全にカラーリングをして頂きたいという思いから、パッチテストを実施しております。
アル・アリーではアレルギー反応が出たお客様でもカラーリングをしたいと、ご希望の方には、ジアミン0%のヘアカラー 【 ノンジアミンカラー 】で施術させて頂いております!!
最後まで読んで頂きありがとうございます。
アル・アリーでお待ちしています♪♪
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