こんにちは!
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【 続・あなたの新居に適した用途地域は?】
ある方が暮らす地域には、
店舗の駐車場に隣接しているアパートや、
新築後、西隣にパチンコ店ができた一戸建てが
あります。
そのアパートは、
店舗が営業を始めてから完成したので、
入居するか否かを選べることでしょう。
一方、その一戸建ては、
パチンコ店ができるまでは
水田に囲まれており、
とても日当たりの良い場所でした。
しかし、
すぐ隣に大きなパチンコ店ができてから、
明らかに日当たりが悪くなっています。
駐車場に隣接しているので、
騒音や排気ガスも気になることでしょう。
そんな様子を見ると、
用途地域を確認することの大切さを感じます。
↓
農業の利便の増進を図りつつ、
農業と調和した低層住宅の
住環境を保護する地域です。
店舗などの建築については、
低層住居専用地域に建築可能なものや
農業用施設に限られます。
◆準住居地域
↓
国道や県道などの
幹線道路沿いに指定されることが多く、
自動車関連施設などの立地と、
これと調和した住居の環境を
保護する地域です。
◆近隣商業地域
↓
近隣で暮らす住民が買い物をしやすいよう、
店舗などの業務の利便の増進を図る地域です。
住宅や店舗のほか、
小規模の工場も建築できます。
◆商業地域
↓
銀行、映画館、飲食店、百貨店など、
商業施設が集まる地域です。
住宅も建築できますが、
一般的な住宅地より地価が高く、
住環境は保護されていません。
◆準工業地域
↓
主に軽工業の工場や
サービス施設等が立地する地域です。
危険性、環境悪化が大きい工場のほかは、
ほとんど建てられます。
地価は、住居系の用途地域より割安です。
◆工業地域
↓
危険性の高い工場を含む、
どんな工場でも建てられる地域です。
住宅や店舗は建てられますが、
学校、病院、ホテルなどは建てられません。
◆工業専用地域
↓
危険性の高い工場を含む、
どんな工場でも建てられる地域です。
工業専用なので、工場、事務所、
倉庫などは建てられますが、
住宅、店舗、学校、病院、
ホテルなどは建てられません。
従業員のための寮や宿舎も建てられません。
◆周辺も確認!
用途地域は、
市区町村の窓口やホームページで確認できます。
用途地域が定められていない地域は
『無指定地域』などと呼ばれます。
無指定地域には、
用途地域のように容積率や建ぺい率などの
制限はありませんが、
自治体の条例によって
建築を制限されている場合があります。
また、都市計画の見直しによって、
用途地域の拡大や再編が行われる事もあります。
新築したい地域だけでなく、
その周辺の用途地域も調べると、
将来どんな建物が建てられる可能性があるか
想像できます。
将来のリスクを減らすため、
用途地域を調べるときは、
その周辺の状況も確認したいですね!
ご参考にしていただければ幸いです。
ご家族のために!
それでは次回をお楽しみに♪
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明日もみなさんにとって
素敵な日となりますように☆~
坂本正樹
㈱建築工房坂本ホームページより
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じもとち ホームページより
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