さて、大分間が空いてしまいましたが、「薄っぺらいリスキリング論」から脱却し、「本質的なリスキリング論」を探っていくための「書籍・リスキリングは経営課題」のパワポ化、第2回です。
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間が空いたので少しおさらいをしますと、日本で語られるリスキリング論の特徴は
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①獲得すべきスキルの「鋳型」を作り
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②その鋳型に人材を流し込み(教育し)
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③そのスキルを身につけた人材を必要な場所にマッチングさせる

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という「工場モデル」なんですけど、その工場モデルにはいろいろな欠点があるのに、それが見過ごされているという現実があります。
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であるならば、まずは工場モデルの欠点を確認していきましょうという流れで、前回は工場モデルの欠点①として「個への過剰なフォーカス」というテーマについてご紹介いたしました。

 

 

 

一応、これまでの記事のリンクを掲載しておきますね。

 


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【Vol.0】昨今のリスキリングの議論は、なぜ表層的で、薄っぺらく感じるのか?
https://ameblo.jp/masaki-53so6/entry-12828212237.html
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【Vol.1】リスキリングは経営課題 ㅤ<工場モデルの欠点①> ~「個」への過剰なフォーカス ~
https://ameblo.jp/masaki-53so6/entry-12828672871.html

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ということで、今回はその続きとして、
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✅【工場モデルの欠点 ② 】学びの偏在性
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についてご紹介したいと思います。

 

 


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この「学びの偏在性」というのは端的にいうと、「学びに積極的なのはほんの一部の人であって、ほとんどは学ばない」という日本人の特性のことですね。
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だから、いくら会社がリスキリングのメニューを用意して「さぁ、学んでください!」と呼びかけても、それに反応のする人はほんの一部の人であり、ほとんどの人は全く反応しないという事態に陥ります。
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逆に言うと、一部の「学びに積極的な人たち」にとっては、会社が学びメニューをいろいろ用意してくれてそれを無償で享受出来たりするので、パラダイスだったりするんですけどね 笑
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この日本人の「学ばなさ」という特性は、あとで他国との比較も出てくるんですけど、悲しいことに今年の阪神やオリックスレベルで2位にダントツの差をつけて学ばない感じになっています。。。
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だからですね、リスキリングの施策を打つのであれば、まずその「学ばなさ」に対する対処が必要だということですね。その問題の解決に向き合わない限り、いくら国や企業が「リスキリングだー!」と叫んだところで「笛吹けど踊らず」になるわけです。

 

 

 

 


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じゃあこの「日本人の学ばなさ」についてどう向き合えばいいのか?というのはまさにこの本のメインテーマの1つになるわけですけど、それについては、あとのほうの章で取り上げられていますので、そこで改めてご紹介したいと思います。
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ということで、今回は「工場モデルの欠点②」ということで、「日本人の学ばなさ」という特性から「学びの偏在性が起こる」というお話でございました。
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次回は工場モデルの欠点③についてご紹介したいと思います。



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