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奈良県の吉野に来て豪華な昼ご飯のボタン鍋を食べ終わり
僕はフト思ったのです。
マスターはコーヒー豆を知り合いの所に届けると言われてましたが、
車にコーヒー豆を積んだ覚えがないのです。
僕は吉野まで来てUターンして取りに帰るのかと思い
マスターにコーヒー豆の事を言うと
マスターは鞄に入れてありますと言われ
鞄に入る量のコーヒー豆なら持って行くのではなく
送った方が安上がりだと言ったのですが、
マスターは店で何処かに行く話をしても
僕がもう少し先にしましょうと言うので
コーヒー豆の配達と言う名のサボりを考えられたようなのです。
ここまで来て遊んでいる時ではありませんとも言えないので
僕もマスターにしてやられたと思い
マスターに付き合う事になったのです。
コーヒー豆を知り合いの喫茶店と言うか?
食堂と言うか?
飛べ物屋さんに届けてマスターは言われるのです。
今日の仕事が終わりました!
これから何処に行きましょうかと、
手を上にあげてのびをして言われるのですが、
僕は早く帰り店を開けましょうと言うと
マスターは今から帰っても4時を過ぎるのでお客様は来られません!
それより良い天気なので何処かに行きましょうと言われ
車に乗られたのです。
僕も運転席に乗りエンジンをかけると
マスターはパチンと手を叩き良い所があります
そこに生きましょうと言われ
僕が何処ですかと言うと
マスターはついてからのお楽しみですとニヤニヤされるのです。
マスターが言われる通り車を走らせ
30分もするとこのへんで車を止めて下さい
何処に止めても邪魔にはなりませんと言われ
僕は車を適当に止めてマスターの後についてトボトボと歩くのです。
何処まで行くのか聞くと直ぐそこですと言われるのですが、
マスターの顔は子供がイタズラをする時のような顔になられているのです。
僕は嫌な予感がするのですが、
こんな所で僕にイタズラをする所もないから
また山歩きかと思っていたのですが、
これがとんでもない事になっあのです。
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