母の過去 1326 ボディコン | 不思議なトントン日記

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1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

1326

 

 

 

昼ご飯をご馳走になり会社に戻り事務員さんに

お茶菓子を催促されて

僕は直ぐに嘘の予定を書き会社を出て

知り合いの中古車屋に向かうのです。

途中で今中古車屋に行っても

まだ退職の日を決めていないので無駄になると思い

何時もの奈良駅近くの人通りの多い所に車を止めて

ミニスカートからスラリと伸びた足を眺めながら

中古車屋に行こうか辞めるかを考えるのです。

そして10分も考えると今日はする事がないから

知り合いの中古車屋に行く事にしたのです。

行く事にしたのは良いのですが、

この日は何故かミニスカートをはかれておられる人が多く

ナカナカ出発出来ないで 僕は足に見とれているのです。

そして足に見とれ顔を見てバツとかマルとか花マルとか

本当に失礼な採点をしているのです。

ここが六本木の夜なら朝日が出るまで止まっているだろうと思い

奈良の田舎で良かったと独り言を言って

知り合いの中古車屋に出発したのです。

20歳の頃に東京に行き渋滞の大嫌いな僕が

初めて渋滞が苦にならなかったのが六本木です。

ボディコンが流行っていた時で人通りが多く

路上にはベンツばかりが止まっていて

歩く人は綺麗な顔をしてボディコンを来た女の人です。

渋滞していることさえ忘れる様な風景でした。

まさに田舎者丸出しだったのです。

友達が運転してくれていたのですが、

僕達の乗っている車が目立つのか皆が見ていくので友達は恥ずかしいから

早く六本木から離れたいと思っていたのですが、

僕は最低でも2時間はこの場所に止まっていたいと思っていたのです。

どうして僕達が目立っていたか言いますと

乗っていた車がボロボロのカリーナだったのです。

いつ止まってもおかしくないようなオンボロノ車は

高級車が多い六本木では目立っていたのです。

話がそれましたが

知り合いの車屋に向かう時に僕は昔にボロボロの車で東京まで行った事を考えていたのです。

よく止まらずに東京まで行けたと思うほどのボロボロの車に乗っていたのです。

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