こんばんは、川畑です。

 

前回は、亡くなられたIさんとの
エピソードについてお話しました。

 

実は、この話には続きがあります。

 

 

僕自身、
このIさんが亡くなったことをきっかけに、

 

「せどりのノウハウを学んでいる時間って
人生にとって、意味あるのかな?」

 

「本当に、明日死ぬとわかっていて、
今のせどりを続けるひとってどれくらいいるんだろう?」

 

と考えが脳裏に浮かびました。

 

 

そして、
「せどりを教える。」
ということに関して、

 

モチベーションが湧かなくなっていた
時期がありました。

 

 

その未消化な感情をあつかえきれなくなり、
ある時、先生(北極老人)に、相談したことがあったのです。

 

そのときに答えてもらったのが、

 

 

北極老人(先生)
「せどりというのは一見、哲学もポリシーも
何もないように見える商売かもしれない。

 

でも、それは”あたたかみ”のない取り組み方
をしているからそうなる。

 

”もし、僕が、せどりをやるならどうするか?”

を考えたときに、

 

商品を仕入れて、販売するまでに、
商品に残っている所有者の持っている
ネガティブなエネルギーを取り除くだろう。

 

そして、エネルギーを高めた状態で販売する。

 

 

それは間違いなく売上や評価にも影響してくる。

 

モノには気が宿るので、
その商品を受け取った瞬間に、
元気になるか元気がなくなるか、
その商品に込めた想いによって変わるからだ。

 

そういう姿勢で”せどり”に取り組むだけで
その人自身が”あたたかみ”を増していき、
幸せになっていく。

 

 

そして、これはすべての商売がそうだ。

 

塾も料理も物販もセミナーも、そこに
”あたたかみ”を乗せて届けることで
愛が広がっていく。

 

 

それを”つめたい”せどりの取り組み方を続けていたら
どんどん熱量を奪われて、廃人みたいになるから危険だ。

 

商品に愛を乗せて循環させていくことを
伝えるのがFLOW(フロー)じゃないのかい?」

 

 

と教えてもらったのです。

 

今まで分断されていた何かが
繋がった瞬間でした。

 

 

言葉では、
ビジネスを通して、精神性を向上させる
ということは知っていましたが、
この時に、はじめて腑に落ちた感覚がありました。

 

これであれば、明日死ぬかもしれないという人が

「どうしてもせどりで稼ぎたいんです!」

と言ってきても
全力で教えていけると覚悟が決まった瞬間でした。

 

 

これまで、

せどりで数字に追われる
(=あたたかみを失う。)

どこかであたたかみを取り戻さないといけない。

と感じていました。

 

しかし、そうではありませんでした。

 

せどりで数字を追いかける
(=”あたたかみ”を増していく。)

という状態を作るかどうかは
取り組み方次第ということに気づけました。
 

(知っていたはずですが、腑に落ちたというのが
近い表現かもしれません。)

 

 

なぜなら、せどりで、

”あたたかみ”

を届けようと実践すればするほど
その人自身が”あたたかく”なっていくからです。

 

そして、他にも”あたたかみ”がない
せどりを実践して廃人のようになりそうな
人に、この考えを伝えるだけで、業界全体
が変わるのではないかと思えました。

 

 

別に、
これは”せどり”に限った話では
ないです。

 

しかし、僕自身が”せどり”をきっかけに
人生を変えているのであれば、
そんな僕にしか伝えれないことが
あるように思えてきました。

 

 

あなたにとって、熱量がなくなる仕事ってないですか?

 

それは向き合い方を変えるだけで
熱量があがる仕事に変わるかもしれません。

 

今回の記事を参考に、
一度、取り組み方を見直してみてください。

 

 

 

それでは、
ありがとうございました。

 

川畑 昌弘